エントリー

★山陰里帰り★ 巨大ドンコに出逢う *山陰のブチ怪物シリーズ(前編)*

  • 2017/11/11 18:18
  • カテゴリー:日記

20171211183202.jpg20171211183231.jpg20171211183641.jpg20171211183703.jpg 20171211190806.jpg20171211183807.jpg20171211190710.jpg20171211183123.jpg20171211183221.jpg20171211183211.jpg20171211183132.jpg20171211183150.jpg

さて “ドンコ” といえば、どんこ椎茸(肉厚な椎茸)を連想する方が多いのではないでしょうか。
しかしそれが魚である場合、そこが東北であれば沿岸でよく釣れるエゾイソアイナメの事を意味し、西日本であれば淡水性の大型ハゼを意味します。またその他の魚でも地方名(別名)として使われる場面がちらほら…
このように “同じ呼名” であっても、実は全く “別の魚” である例は多々あり、特にこのドンコにおいては非常に誤解されやすい魚の一つであります。
“ドンコ“ という言葉の起源や本当の意味については分かりませんが、(双方の外見上からして)おそらく肉厚なものを形容するのに使われているのかもしれませんね。

今回、記事に書くのは後者のドンコ、つまり “西にいるドンコ” の事です。
生息分布上、少なくてもここ鎌倉にはいないし、関東でもあまり見かける事はありません。ただ西日本の河川には多く生息しているようで、カミさんの実家のある山陰地方(鳥取県大山町)の川でもよく見かけます。
私(筆者八鳥)にとってドンコとは図鑑の世界でしか登場しない魚だったので、それ故に鳥取への里帰時に初めてこのドンコを捕った時の感動は今でも覚えております。ここにも多くのドンコが生息しますが、ここまでの大型サイズを見るのは珍しいとの事で(地元の人より)、ドンコを囲み撮影会になりました。

このドンコについて簡単に紹介しますと、
一般的にハゼの生活史は海と川を往来する種類が多い中、このドンコは完全淡水性の大型ハゼです。
魚類図鑑に載っている標準和名のドンコはこのハゼに該当しますので、(魚類上においては)これが本家本元のドンコと言い切ってもよいでしょう。
外見的な特徴としては、全体的にはずんぐりむっくりな体型に黒色の大きなブチ模様、そして頭部は非常に大きく、口唇が分厚いのが特徴です。
肉食魚だけあって、口の中を覗くと尖った歯が何列も並び、それらの歯は全て内側に向いております。これは生きた魚を捕えるのに非常に適した形状になっており、一度ガブりと噛まれたら逃げる事ができません。また非常に貪欲なヤツで体長の半分ぐらいの魚であれば簡単に丸飲みしてしまいます。
胸ビレは扇形で大きく、体を裏返してみると腹ビレは吸盤状ではなく完全に二つに分かれているのが特徴です。

頭部をはじめ、頬や眉間そして顎周りの筋肉が隆起し、まるで仁王像(金剛力士像)を思い浮かばせるような迫力ある形相でした。若いドンコは非常に愛らしい顔をしておりますが、ここまでの老成魚になるとそれ相応の風格があり、カッコ良く歳を重ねているな~と思いました。
撮影会が終わり、いよいよお別れ。ドンコは大きな胸ビレを波打たせ、私の手元から離れ深場へと消えていきました…。

追伸)
本家本元をものにしたこのドンコという名も、それぞれの地方に行くと全く別の呼名に変わってしまいます。
例えば、ここ鳥取地方ひとつとっても「ドンコが捕れました!」と言っても地元の人達は「ん?」と首をかしげ、バケツの中を覗いて初めて「あ~ボッカね」と皆が頷いてました。どうやらここではドンコ(標準和名)はあまり使わなく “ボッカ” と呼ばれているようです。ん~ややこしい…

★鎌倉の淡水生物★ 鎌倉に生息するスッポン(夫婦池公園)

  • 2017/09/17 18:14
  • カテゴリー:日記

20171117184021.JPG20171117184059.jpg20171117184107.jpg20171117184115.jpg20171128120158.JPG20171128122539.jpg

いきなりですが「鼈」は何と読むでしょうか。これで「スッポン」と読みます。
スッポンは日本や中国では古くから食され、滋養強壮や精力のつく食材として、またそのイメージキャラとして不動の地位を築いた生物ではないでしょうか。
また噛みつく力は強く「雷が鳴るまで離さない」などの迷信があるほどで、もしガッツリ噛まれようなら確実に大怪我します。強引に外そうとしても絶対に離れませんので、もし噛まれてしまった場合の対処法としては、すぐに水に付けるとよいでしょう。そうするとすぐに離してくれます。

鎌倉エリアでも野生のスッポンは生息しておりますが非常に珍しいです。
ただ容易に観察できる場所もあり、私が知っているのは2カ所。一つは鶴岡八幡宮の源氏池、ここには池のヌシと言わんばかりの巨大スッポンがおります。
そしてもう一つがここ笛田にある夫婦池にも生息しております。この夫婦池は約330年前(江戸時代)頃、灌漑用水として作られた池で上下一対の池(2つの池)を称してそう呼ばれております。
天気の良い日は、甲羅干しをしている姿も時折見かけますが、警戒心が非常に強く人影を見るとすぐに水に潜ってしまいます。ただその場にジッと待っていれば人間も自然に馴染み、いずれは呼吸をするために水面に姿をみせてくれます。スッポンからも危険を感じないと分かればリラックスした姿を見せてくれます。

鎌倉の夏(山編) in 鎌倉中央公園

  • 2017/08/14 17:45
  • カテゴリー:日記

20171114175618.JPG20171114175628.JPG20170512162036.jpg20170529110815.jpg20171114175638.JPG20171114175646.JPG20171114175701.JPG20171114175710.JPG20171114175718.JPG20171114175728.JPG 

ここは鎌倉市中央公園、市内で気楽に山遊びをしたければここに来れば間違いなしです。
標高は50m未満の低い山々ですが、そこには多くの昆虫をはじめカブトムシやクワガタも生息しており、子供を連れて私自身も30年ぶりにカブトムシを捕りました。公園内には大きなクヌギの木があり、このクヌギの木からは樹液が流れ、この周辺は何とも樹液の酸っぱい香りが漂っておりました。
ただクヌギから出る樹液は別に甘いわけでもなく、我々人間にとってはそれほど魅力を感じませんが、虫達にとっては最高のご馳走のようです。

カブトムシやクワガタを捕りたいなら、まずはクヌギ、コナラ、ヤナギの木を探すのは皆さんご存知の通りですね。では、それらの木だったらどれにでもいるのか?というと必ずしもそういう訳でもなく、それは樹液が出ている木に限定されると思います。
では、“樹液の出る木” とは、これは決して自然現象ではなく実はカブトムシやクワガタとは全く関係してない2種の虫たちが関与していると言われております。

まずはカミキリムシの幼虫、彼らが木の内部まで穿孔し樹液が外に流れ落ちるシステムを作ってくれます。これは効果絶大ですが、いずれは木が自身で修復してしまうので樹液効果は一過性に過ぎずません。
そして、最近の調査で分かったのが、もう1つの虫が関与していること。
それは “ボクトウガの幼虫”です。この幼虫は実は肉食性で樹液に集まる小さな虫達を餌にしているので、日々樹液が固まらないように仕向けている、つまり樹液が出続ける木に仕向けているのようです。
全く異種なる虫たちの絶妙なコラボがもたらすのですね。
園芸分野においては代表的な害虫ですが、違う分野では一役買っているようです。

ここ近年、鎌倉市内の街灯は蛍光灯からLEDに変わり、すっかり虫が寄らなくなりました(蛍光灯に虫が群がるのは電灯から発する紫外線によるものですが、LEDは紫外線を発しない為です)。
かつて電灯に群がる虫に苦労しましたが、何もいないとなると何か淋しいですね。

★鎌倉の淡水魚★ 神戸川の鮎とボウズハゼ(西鎌倉地区)

  • 2017/07/15 17:20
  • カテゴリー:日記

20171207134715.JPG20171211105814.JPG20171128124427.JPG20171211111648.JPG20171128124436.JPG20170612173210.JPG20170612173219.JPG20170612173230.JPG20170612173703.JPG20170612173736.JPG20170612173754.JPG20170612173809.JPG20170612173822.JPG20171117163252.JPG

鎌倉西部に流れる神戸川(ごうどがわ)に今年もアユが戻ってきました。
昨年アユの記事を書いてから1年、今度は次世代のアユ達が再びこの水辺を賑わせてくれました。
ここ近年、神戸川では当り前のようにアユを観察できますが、実は10年以上前の神戸川はかなり汚れており魚の気配なんて全くありませんでした。それが水質改善により多くの魚がこの川に戻ってきたのでした。

これは苔を食べている様子(神戸川/白山橋付近)。
5月~7月頃、海から遡上した若鮎は群れながら食事をしますが、8月に入る頃には成魚になり、アユのシンボルでもある黄色の斑紋がくっきり目立つようになります。そうすると縄張り意識が強くなり、苔のついた岩を巡って縄張り争いが始まります。

また今年(2017年)の神戸川では、多くの “ボウズハゼ” も観察する事ができました。
ボウズハゼとは清流と海(沿岸)を共にする回遊性のハゼの仲間で、見かけはドジョウのように長細い体つきをしております。特徴的なのは顔、まるで掃除機と思わせるような口で完全に下側に向いております。…というのはボウズハゼは草食性で岩についた苔が大好物なので、口や歯は苔をそぎ落とすのに適した形状になっております。
また縄張り意識が非常に強く(仲間同士でケンカをしている光景もしばしば…)、生活史だけでなくその性格までもがアユと非常に似ております。
しかしここまで同じ生息域で暮らしているのにアユとは一切ケンカをしない…何とも不思議な関係です。

因みに神戸川上流(西鎌倉駅前)に高さ1m程の堰堤があり、ここが魚止めになるため鮎達の遡上もここまでとなります。しかしボウズハゼは例外で、腹ビレは吸盤状になっているので、どんな垂直な滝でもどんどん登ってしまいますので、このボウズハゼに関しては限りなく源流域でも観察する事ができます。

★相模湾の珍客★ 巨大サヨリ?現る オキザヨリ編

  • 2017/06/30 15:33
  • カテゴリー:日記

20170703152433.jpg

オキザヨリ…名前では “サヨリ” とつきますが、実はダツの仲間。
ダツ科の中でも最大種となり、サイズはどれも1mをゆうに超える大型個体ばかりだ(1本¥300円也)。
地元相模湾の定置網に群が入ったそうで、6月に入ると毎日のように魚屋で見かけるようになった。
お試しで一本だけのつもりが、あまりの美味さにこの魚の虜に…。それ以降~コストコの巨大保冷バックを持ち歩いてはこのダツばかりを買っているので、いつの間にか魚屋からは “ダツの人”と呼ばれるようになった。

20170703152451.jpg

さすが地元朝獲れだけあって新鮮そのもの。
ウルトラマリン、コバルトブルー、エメラルドグリーン…、様々な美しい青色がここに存在する。
ただこの青は時間が経つにつれ退色し消えてしまう。この天然の青色は儚く、有限の美である事を教えてくれる。

20170706134228.jpg

ダツ科の魚は歯や骨も青色であるのが特徴。
ダツの代名詞ともいえる長く延長した両顎、そこには多数の鋭い歯が並ぶ…。
ただ本当に恐るべきはこの歯ではなく先端部。その先端はとても硬質でまるで槍先のように鋭い。
ダツは光に反応して突進してくる習性を持っており、時にはその習性が凶器となり、人間にとっても脅威となる。
飛んで突き刺れは致命傷となり、実際には目に刺さり失明したり、時には人命が失われた事故も報告されている。
昔、洋上で(ロウニンアジに追われ)海面を飛跳ねながら一直線に逃げるダツ群を目撃した事がありますが、その姿はまるで生きた槍のようであった。もしコイツが飛んできたら…と思うだけでとゾッとする。

20170703152510.jpg20170706134913.jpg20170703152518.jpg20170703152534.jpg20170703152545.jpg20170703152649.jpg20170706105324.jpg20170703152613.jpg20170703152621.jpg20170703152704.jpg20170703152712.JPG20170703152719.JPG

魚屋では「ダツ」で売っておりましたが、正式には「オキザヨリ」といいます。
(オキザヨリも同じダツ科の魚なので、ダツで一括りしても間違いではありませんが…)。
因みに「オキザヨリ」と「ダツ」の違いは?というと、尾ビレ付近を見ると容易に判別することができます。
オキザヨリの尾鰭の形状は、二叉形(にさけい)で上葉よりも下葉が方が長く、更に決定的な判別は尾鰭の付根に隆起線(突起)があるもの、これは「オキザヨリ」と判定してよいでしょう(画像を参照)。
因みに「ダツ」にはこの隆起線がなく、尾ビレの形状も截形(せつけい)で上葉~下葉が同じ長さなになります。
一部 “テンジクダツ” というダツにもこのような隆起線があるので、必ずしもその限りではないですが(非常に似ており私にも分からない)、即席見分け方の一つとしてご参考頂ければと思います。

…で「味」はどうなのか?といいますと、
昔、河口でのスズキ釣りをしていた時に外道として40cm程の小さなダツが釣れ、それを持帰って食した事があります。あまりの小骨の多さに泣かされ、こんなの食べれたもんじゃない…と個人的には(マイマスイメージとしての)偏見を持っていた魚でした。ただ1mを超える大型オキザヨリに出会った時、この際にもう一度確めてみようと思った次第でした。
三枚下ろしにすると、骨はアバラと血合にある程度で、ここまで大型であれば十分な可食部を得る事ができました。味にクセがあるわけでもなければ、小骨がいっぱいあるわけでもなく、(良い意味で)私の期待を裏切ったのでした。
筋繊維がシッカリしており身は反るぐらい、コリコリ食感と独特の風味を楽しむ事ができます。決して脂のノりを楽しむような魚ではありませんが、刺身でここまで旨いのだから、揚げにしても塩焼きにしてもパーフェクトな魚でした。また日持ちもよく、三枚に下ろしてキッチンペーパーに包み冷蔵庫で保管しておけば1週間は刺身で楽しめます。

実はダツやオキザオリの事については知っているつもりで、何も知りませんでした。
このオキザヨリに関して言えば、昔の魚類図鑑には必ずといっていいほど「美味しくない…」「食用価値が低い…」「食用としない…」と書いてあります。
最近の図鑑では若干 気の利いた表現となり、それでも「流通しない…」「決して不味くはない…」「認知されていない…」といった感じでしょうかね。

“ 百分は一見にしかず ” …自分で経験して初めて分かる事があり、ここ近年はそう思わせる事例が多々ありました。つまりインターネットやメディアだけではアテにならない事も良く分かりました。
私(筆者八鳥)個人的には、純粋に「美味しい」と評価した魚でした。 “旬の地魚” として大いに認知してほしい魚のひとつで、他にもこのような魚はいっぱい存在していると思います。
世間的には大衆魚や高級魚以外の魚は冷遇される傾向がありますが、その評価の基準やあり方はもっと多様化されてもよいのでないかと思った次第でした。

★鎌倉の淡水魚★ 鎌倉の谷戸に生息するホトケドジョウ(鎌倉中央公園)

  • 2017/06/15 16:20
  • カテゴリー:日記

20170828134116.JPG20170825161601.JPG20170825185048.JPG20170529110800.jpg20170529110836.jpg20170518105722.JPG20170925152157.JPG20170925154459.JPG20170825161720.jpg20170825185105.JPG20170925151600.jpg

ここは「鎌倉中央公園」といい、鎌倉市の中央部(山崎)にあります。
かつては “双子池(ふたごいけ) ”の愛称で親しまれ、そこは筆者八鳥の幼少期(30年前)に魚捕や魚釣りを覚えた場所、いわば私にとって原点であり、教科書的な場所でもありました。この公園は小高い山や丘陵に囲まれた谷戸に位置し、この谷戸の小川には鎌倉市内でも数少ないホトケドジョウの生息場所の一つとして知られております。
また多くの鳥類が生息しており、運よくばカワセミが池にダイブして魚を獲る瞬間も見る事もできます。

今は緑地公園化され、池の周辺は大規模に舗装整備されました(釣りは禁止です)。
そこには管理事務所・休憩所・自動販売機・トイレ、そして駐車場まで…もう至れり尽くせりで、当時と比べるとだいぶ様変わりしておりました。ただ当時の面影も十分に残っており30年前の記憶が少しづつ蘇り、(子供を楽しませるはずが) むしろ私の方が懐かしみ楽しんでしまいました。
そして何よりも30年経った今、開発を逃れこうしてホトケドジョウが生息し続けていた事に感動しました。

私の幼少期を過ごした昭和晩期(1980年代)、この双子池周辺は昔ながらの田園風景が広がっており、小川にはドジョウやホトケドジョウ、コイ、フナ、サワガニ、ザリガニ、淡水シジミが多く生息しており、泥んこになりながら触れ合っていたのを記憶しております。それも80年代後半になると宅地開発の計画が持上がり、開発と保全をめぐり議論がなされました。そこで鎌倉市は「緑の基本計画」で「都市林公園」にして自然を残す事を決定し、開発が予定されていた事業用地を市が買取り自然公園化する事となりました。

1990年に入る頃、公園化に伴い大規模な工事が開始されました。このエリアは暫く立入禁止になり、大型重機が容赦なく山と緑を削り、かつて遊んでいた場所が無残にも変り果てていく姿をフェンス越しに見ていたのを今でも覚えております。当初はどうなってしまうのだろう複雑な気持ちでしたが、それが10年…20年…と長い年月を経て、公園は自然に馴染むようになり美しい場所になっておりました。

公園では緑化事業の一環で、市民活動団体の方々の協力により自然環境の保全活動と文化継承が行われ、30年経った今も昔ながらの里山風景と田畑が残されております。そのおかげで現在も手つかずの自然が残り、時代や世代が変わっても自然を楽しむ親子連れの姿は今も変わる事なく続いております。

ここは自然保護区ですので、生物の観察を楽しんだら速やかに元の場所に逃がしてあげましょう。

★鎌倉の淡水魚★ 鎌倉の谷戸に生息するホトケドジョウ(広町公園)

  • 2017/04/15 16:16
  • カテゴリー:日記

20170512161746.JPG20170512161755.JPG20170512161803.JPG20170512161735.JPG20170710103025.jpg20170710140330.jpg20170825154730.JPG20170710103108.jpg20170710103037.jpg20170710103044.jpg20171211110817.JPG20170512161513.JPG

ここは鎌倉西部にある広町緑地の谷戸、鎌倉三大緑地(台峰、常盤山、広町)の1つで、その中でも最大で41ヘクタール(41万平方メートル)の面積を誇ります。
谷戸(やと)とは?小高い山や丘陵に囲まれ細長く続く谷のことをいい、ここ鎌倉では多くみられる地形の一つです。ここを水源として小さな小川が流れ、周辺にはいまだ田園風景や湿地帯が広がり、多くの動植物を育んでおります。ホトケドジョウはこの様な谷戸の小川を好み、ここ鎌倉市内でも数少ないホトケドジョウの生息場所の一つとして知られております。

この自然が残る広町緑地も、かつては宅地開発の計画が持上がり、開発と保全をめぐり議論がなされました。2000年代に入り鎌倉市は「緑の基本計画」で「都市林公園」にして自然を残す事を決定。開発が予定されていた事業用地を市が買取り、市民活動団体等と市の協力で保全に向けて大きく前進しました。そのおかげで現在も人の手が入っていない自然が残り、開発を逃れたホトケドジョウが生き延びております。

私の幼少期を過ごした昭和晩期(昭和50年代)には、昔ながらの田園風景がアチコチに広がり小川には多くのホトケドジョウが生息しておりました。しかし平成に入ると、急激な都市化が進み環境破壊によりホトケドジョウは激減、全国規模(特に都市化がすすむ地域)でも希少種になりつつあり、ここ鎌倉からみれば「絶滅危惧種」といっても決して大げさではないでしょう。
ここは保護区なので観察とふれあいを楽しんだら、速やかに元の場所に戻してあげましょう。

★私とスズキ釣り★ 30年前のシーバスルアー(ちょこっと博物館)

  • 2017/04/01 17:26
  • カテゴリー:日記

20170508102447.jpg

★近代のシーバスルアー達(90年代~現在まで)。
今となっては多種多彩に富むシーバスルアー。果たして30年以上前のシーバス事情はどうだったであろうか……

平成になってから29年…ここ最近、
GTツアー講習会では平成生まれのお客様が目立つようになりました。
弊社フィッシュナビは海外フィッシングツアー会社ですが、ハネムーンフィッシングでご利用頂くお客様が半数を占めており、そのお客様のご年齢層が20代後半~30代半が多いことからこれは必然的であります。
きっとお客様にとって30年前なんてさぞかし大昔と思えるのでしょう…よくお客様からは生まれた当時の情勢を聞かれます。

あとお客様とやりとりしてて、もう一つ印象的に感じたのは、お客様が普段されている釣経験がブラックバスよりもシーバスの方が多いという事でした。それはお住まいの場所にもよりますし、フィールドが減ったり時代的な背景もあると思いますが、この点においては今と昔は逆転しているのかなと思いました。確かに近所の釣具屋を見てもシーバス系のルアーがより一際目立ち、その品揃えは多種多彩でいつの間にか私の知らないメーカーも存在するようになってました。

永遠のハタチと思っていた筆者(八鳥)も現在41歳、10年前なんてつい最近ですし、20年前だって鮮明に覚えている…、そして30年前でも十分に記憶が残っており、それほど過去ではない事に気づきました。
では30年前ってどんな世の中だったのか?
記憶を辿りながら当時の情勢や流行を簡単に記してみたいと思います。

30年前=1987年=昭和62年のことです。
経済成長を成し遂げた昭和晩期、世の中はまさにバブル絶頂期を迎えようとする頃です。
政治は中曽根政権、国鉄が民営化されJRになった年、消費税というのはまだ存在してない時代でした。
通信においては、固定電話が主でFAXがやっと一般家庭にも普及し始めた頃(インターネットは存在しません)。
因みに携帯電話事情はというと、は80年代初期になってやっと車両搭載型が登場!85年に車搭載型が切り離せるポータブル電話機(肩掛けタイプ)が登場しました(重さは3kg/レンタル代23万円~/通話料(月額23,000円~)。
ただ携帯という名に相応しくない重々しさ、破格な料金設定といい、一般普及にはまだまだ程遠い時代でした。
音楽メディアにおいては、カセットテープがまだ市場の半数以上を占めている状態で、レコードが衰退し新に登場したコンパクトディスク(⇐CDの事ね)がレコードを追抜いた年でもありました(⇒のちにCDが市場を制覇します)。
服装においてはジーンズはケミカルウォッシュ(
霜降り模様のジーンズ)で当時のファッションの一つでした。
スポーツにおいては、相撲=横綱千代の富士、陸上=カールルイス、ボクシングではマイクタイソンが史上最年少の世界ヘビー級王者、各分野に絶対的王者が存在しました。
人気芸人の 平野ノラ がやっている芸風がそのまま反映された時代でありました(笑)。

因みに30年前のフィッシング事情はというと…
(PEでなくナイロンラインが主流であった事や、素材の進化により発生した釣法を除いては)概ね今と変わりなく、
釣りの対象魚もほぼ同じ、各種ジャンルの釣りを楽しめる時代でありました。
さらに分野をルアーフィッシングに注目すると、バスやトラウトフィッシングに関しては既に普及しており、特にバスフィッシングにおいては最盛期を迎えた頃でした。

ただ、30年前のスズキ釣り事情はどうかというと、一部大人のルアーマンがスズキを狙うという光景は見られましたが、特にスズキ釣りの専用ルアーというのは存在しなく、やっと日本の大手釣具メーカーもスズキ用のルアーに手をつけ始めた頃です。やっと “それらしき” ものを店頭で目にするものの、スズキのルアーフィッシングにおいてはまだまだ黎明期(れいめいき)で、この時点では海外産のルアーに軍配あり、つまり輸入品に頼る時代でありました。
ネーミングにおいても、スズキの事をシーバスと呼ばれるようになったのもこの頃だったと思われます。

因みにルアーだったら何でもよかった訳ではなく、そこそこタフでボリュームがあり、風の中でもより遠くへ飛ばせる事が前提でありました。その理由はスズキはバスよりも遥かに大型になるしスズキが生息するのは河口~沿岸地域など風波を受ける広いフィールドになる為です。

当時スズキ釣りではどんなルアーが使われていたか?
30年前のルアーが手元に出てきた事もあり、当時の事を思い出しながら(私の分かる範囲で)ブログに綴るとします。勿論、これが地方地域のフィールドによって異なるかもしれませんが、概ねこんな感じという事でご理解頂ければ幸いです。

■ラパラ社(北欧フィンランド)CD-11(ラパラカウントダウン11cm/16g)20170501173809.jpg20170501173820.jpg20170501173828.jpg20170501173835.jpg

ラパラ…もう説明不要ですね。ルアーをやっている人なら誰もが知ってるルアーで、誰もが一度は手にしたルアーで、誰もが恩恵を受けたルアーではないでしょうか。
敢えて “さわり(要点)” だけを記載させて頂くと、北欧フィンランドの貧しい漁師(ラウリ・ラパラ1905~1974)が生みの親で、そのラウリの考案されたルアーがのちに世界のトップメーカーになります。
ラパラルアーの原型といわれるものは1936年(今から81年前)、コルクにアルミ箔を巻いたシンプルなものでしたが、この漁師の経験が蓄積されたこのルアーは驚くべき釣果を産み出した(これが後に名品オリジナルフローターの原型になったと言われております)。1939年冬戦争(ソ連がフィンランドに侵入しフィンランドが独立を守り抜いた戦い)でラウリは兵役に就きここでも大活躍。魚が主食だった時期、食糧調達においてラウリの作ったルアー驚くべき威力を発揮したのでした。その噂はフィンランド中に広まり、戦争が終わる頃にはラウリのもとにルアーの注文が殺到、それを期にラウリは息子と共にルアー職人の道を歩む事となりました。

多くのラインナップがある中、1965年に往年の名作といわれるカウントダウンというシンキングミノーが発売され、これが20年後にスズキ釣りのルアーとしても注目される事となりました。1970年代後半になると遂に日本にもラパラルアーが輸入されるようになり、1980年代日本にルアーフィッシングブーム入ると爆発的人気(第二次ラパラブーム到来)となり、店頭には「これでもか~」と言わんばかりラパラが並び、どんなフィールドでもスタメン的なルアーであった事は確かです。

昔のラパラは画像のように口紅と腹巻が主流で手作り感がより強かったのが特徴です。80年代中期ぐらいになると口紅腹巻タイプからエアブラシ塗装に変わりましたが、当時はこれらが混在していた時期がありました。
プラグルアーの元祖である事は言うまでもありませんが、ハンドメイドルアーにおいても草分け的存在でプロアマ問わず多くのルアービルダーの手本になったのは言うまでもありません。
そして日本向けのジャパンカラ―が発売されたのが今からちょうど30年前(1987年)、日本を象徴した紅白のレッドヘッドを代表とし、アユ、ワカサギ、オイカワなどなど日本魚カラ―も登場、値段は当時も今と変わらず1,500円ぐらいと記憶している。

■ボーマー社(アメリカ) ロングA(16A/15cm)

20170501173843.jpg20170501173858.jpg20170501173909.jpg20170501173852.jpg

1946年に設立したアメリカの超老舗ルアーメーカーであるBOMBER(ボーマー)社、
フローティングダイバー(巻くと深場に沈み…止めると浮く…)の元祖ともいえ、どこよりも早くプラスチックルアーを世に出したメーカーとして知られております。
ボーマー(BOMBER)という社名を象徴した爆弾型のルアー(ボーマーベイト)をはじめモデルAやファットAなどの名品クランクベイトを産み出しアメリカのバスフィッシングに欠かせないルアーとなりました。
1970年代終わり頃にボーマーロングAというミノーが発売されると、後にこれが日本でスズキ釣りルアーとして注目を浴びる事となりました。代表的なのはボディーに反射板が入っており体表にはリアルプリントが施し(見かけはシシャモのような…カワムツのような…)、よく見るとラトルは入っているがウエイトが入っていません。分厚いプラスチックで作られているせいか、ボディーそのものに重みがあり風が吹く中でも飛ばす事ができるルアーでした。
サイズについては…14A=4インチ(約10㎝)、15A=5インチ(約12㎝)、16A=6インチ(15㎝)とインチで関連しており、特にスズキ釣りにおいてはこの16A(15cm)が注目されました。当時、日本には15cm超えのミノーはあまりなくフローティングミノーでかつ重さが25gぐらいあるのは非常に珍しく、その大きさゆえ店頭でも際立つ存在であったのを覚えております。

これは余談ですが、そのリア部(尾っぽの箇所)を見ると概ねの年代判別が可能で、このリア部がヒートン仕様(ネジ式)になっているのは30年以上前のものであるのは確かです。
ボーマーロングAは70年代後半(79年だったかな?)に生まれ、その間はリアヒートン仕様だったのが88年にプラドコ社に買収されるとリア部も8の輪(エイトリング)に変わったので、そこで概ねの年代を判定する事ができます。
また年代によりプリント柄が若干異なり、真中に黒い太い線がはいっていたり、素材がプラスチックではなくボーン素材(発砲系素材かな?)で作られているものは、限りなく初期モノと聞いた事があります(これは定かではないので参考程度に…)。
当時は繋ぎ目のバリが目立ち、そんな荒削りな外観ながらも、透明プラスチックなので内部構造が分かり、よく見ると繊細でシッカリした作りになっております(実践的機能美)。

さて、この頃、日本国産のルアーはどうであろうか。
冒頭でも述べた通り、まだまだ黎明期でやっと日本のメーカーも手を付けはじめた頃。まだまだ個性も方向性が定まってなかったのが現状で、まずは外国製のルアーの模倣から始まったと思われます。
懐かしさも含め、その中の一部を挙げてみます。

20170501173918.jpg20170501173925.jpg20170501173933.jpg

■左)リョービ社:上)スズキング(初期/2代目)、下)エンターテイナー
ネーミングに時代臭さを感じます(笑)。後者ルアーは飛距離を重視しているのか1号の鉛玉が3つも入っていました。

■右)ダイワ社:シーバスハンター(初代)
ボディーはクロムメッキのイワシ柄のプリント、なかなかの実力派でその後~4代目まで続いた優等生。小さいサイズもあり個人的には野池のバス釣りでも非常にお世話になったルアーです。

■下)オリムピック社:フレクトライトミノー
豪勢なキラキラシールを贅沢に使い、個人的には非常に懐かしいルアーです。
サイズや形状などかなりのバリエーションがあったのでシーバスに問わずバスやトラウト用としてもあったと思います。80年初期~中頃には市場でもよく見かけ必ずタックルボックスに入っていた一品でした。

上記ラパラやボーマーの他に、プラドコ社のレーベルミノー、コットンコーデル社のレッドフィン、ストーム社のビックマックなどなど、黎明期に活躍したルアーは沢山あったと思います(本当はこれらも記事に載せたかったのですが、現物がなかったので割愛します)。
このように80年代初期~中期は海外メーカーが占めておりましたが、その後(80年代後半~90年代になると)日本国産ルアーの勢いが増し、海外ルアーは徐々に出番が少なくなったのを覚えております。

このボーマーやラパラなどは30年前以上のものですが、特に懐かしいとは感じません。おそらく “懐かしい” と感じさせるモノとは、(昔は存在していたが)今は姿を消しているからであって、このブログで取り上げた2種のルアーにおいては30年40年も経った今も姿形を変える事なく世界中で活躍しているルアーだからでしょう…まさに不朽の名作といえます。

真冬の鎌倉を楽しむ(魚の干物編)

  • 2017/01/20 18:26
  • カテゴリー:日記

20170324182739.JPG20170324182731.JPG20170324182747.JPG20170508102511.jpg20170512185329.jpg
20170512183806.jpg20170512183821.jpg

今日は大寒!暦の上では最も寒い日にあたります。
この時期、太平洋側にある鎌倉では空気が乾燥し晴天が多いですが、鳥取出身のカミさんからすると(冬の日本海は灰色の空に荒狂う海というイメージをもっており)、この長閑な太平洋の光景はとても珍しく見えるようです。

この時期は富士山など風景撮影にも適した時期と言われ、晴れた日は多くのカメラマンが稲村ケ崎に訪れます(←鎌倉市内では一級の撮影ポイント)。
撮影のテーマ、好み、楽しみ方は皆さんそれぞれですが、比較的に人気があり難易度が高いのは日中や夕方よりも早朝の紅富士でしょうかね…。私自身も素人ながらここ稲村ケ崎で紅富士を撮るべく、私も夜明け前の海沿いを自転車で走らせること30分、極寒に耐えながら夜明けのチャンスを待ちます。

でも、実際には雲が全くない…という好条件は意外と珍しく、(たとえ天気予報では晴天であっても)大抵は富士山に雲が掛っております。そう簡単には写真を撮らせてくれませんね~、成功率でいうなら10回足を運んでも1回あるか否かの程度です。
運よく(雲がなく)、富士山が全貌を現し、朝日が山頂を真っ赤に照らす …いわば “紅富士タイム” はたった1分ほどで、今がチャンスと言わんばかり多くのシャッター音がアチコチ響き渡ります。

撮影が終われば、余韻に浸る間もなく各々がすぐさま家路に、私が家に着く頃、ちょうどカミさんや子供も起床する時間、今日も新しい1日が始まります。
キレイな富士山が撮れた時の感動は計り知れませんが、“満喫” には程遠い地味で根気のいる早朝日課でした。

そんな気まぐれな自然が相手なので「成すか否かは時の運」と割切れる術を身に着ける必要があります。
それを可能にするのは、(決して気張らず気楽に)その場に足を運ぶ習慣を作り、その習慣を自身に染み込ませるかですね。周りの方を見てもそんな感じで気持ちをニュートラルにしているように思えます。
“蛇の道は蛇(ジャのみちはヘビ)” のごとく…どんな分野でもどんな事でも探究すれば奥は深く、この場所ひとつ取っても必ずその先にはこの道に長けた玄人が存在しているという事です。
勿論、これは釣りにも当てはまる事ですが、こう考えると芦ノ湖や地元スズキ釣りの方が確率は良いかもです(経験が長い分…)。

あと、冬のもう一つの楽しみといえば “魚の干物作り” です。
大寒となれば寒いの一言に尽きますが、この冷たく乾燥した寒風は干物をより一層美味しくしてくれます。
今回の食材はヤナギガレイです。このカレイは深場の海域に生息しているので釣りの対象魚にはなりませんが、魚屋では比較的よく見かけるポピュラーな魚です。
このヤナギガレイを見ていつも思うのが、見かけはパッとしなく地味で細身な容姿ながら、味に関しては超がつくほど旨い!まさに真の実力派といえる魚です。特に冬の子持ちヤナギガレイは絶品そのもので、もし魚屋に鮮度の良いものが売っていたらそれは間違いなく “買い” です。
エラ・ワタはキレイに取除き、オレンジ色の卵だけ残しておきます。それを適度な塩水に漬けてあとは寒風に晒すだけ、これで極上の干物が出来上がります。これを炭火焼をすると尚更ヨシです。

★私とスズキ釣り★ ~寄り道編~

  • 2016/12/15 13:54
  • カテゴリー:日記

20170106123851.jpg20170106123917.jpg20170327155522.jpg20170327155544.jpg

ここ地元での本格的なスズキ釣りシーズンは秋も終わり寒さが身に染みる11月下旬から~寒さの最も厳しい大寒(1月中旬)頃までで、この時期は大きなスズキが近場を回遊してきます(※釣れるか釣れないかは別として)。
私の場合、江ノ島周辺をはじめ、片瀬川河口、片瀬漁港一帯でスズキ釣をしておりますが、スズキ釣りの時間帯として朝マズメや夕マズメが多いせいか天気が良ければ景色も楽しむ事ができます。
海は時には訪れる人達を絶景でもてなし、時には牙をむけ人すら近寄せつけない…、たった1日であっても天候海況がめまぐるしく変化し、二度と同じ姿を見せる事がありません。

特に記憶に新しいのが先月(2016年11月24日)、何と鎌倉に雪が積もりました(11月の積雪は50年ぶりみたいです)。しかもこの日は最高気温は4℃とこの地区この時期にはあり得ない極寒ぶりでした。
この時期の海水温はまだ20℃ぐらいと暖かいので、海からは湯気が立ちこめとても幻想的な景色でした。

…で肝心なスズキは釣れたのかいな?魚の記事は?とツッコみどころ満載ですが、そこはご安心を(スズキは釣れてません)。魚が釣れないと景色の写真が多くなるのは気のせいでしょうか(苦笑)。

山陰(鳥取)里帰り★後編★ 川蟹(モクズガニ)捕り

  • 2016/11/08 13:46

20170202130941.jpg20170202130950.jpg20170202131001.jpg20170203184119.jpg20170202131031.jpg20170202131008.jpg20170202131055.jpg20170202131106.jpg

前編に続く…
鳥取県ではモクズガニの事を「川ガニ」と呼ばれており、ここで川ガニと言えば100%「モクズガニ」の事を指します。鳥取では捕った川ガニを食べる習慣があり、シーズン(夏~秋)になると地元魚屋やスーパーの店頭でもよく見かけます。各家庭でも川カニ捕りを楽しむようで、カミさんの実家の納屋にも例外なくカニ捕セットが備わっておりました(※因みに画像のカニ箱は40年以上前の手作り!今だ現役で使われております)。
モクズガニそのものは私の住んでいる鎌倉にも生息しておりますが、鎌倉の河川は保護区に設定されているので “捕って食べる?” という感覚はありませんでしたが、鳥取のキレイな川で捕れた川カニを初めて食した時、あまりの旨さに感動したのを今でも覚えております。ここでのカニ捕りは「魚釣り」という狩猟的なドキドキ感より、むしろ「栗拾い」のような収穫的なワクワク感があります。

モクズガニのシンボルでもあるフサフサな鋏脚…、これは藻が生えているのではなく地毛、つまり剛毛な腕毛の持ち主といえます。この太く豪快なハサミをよく見ると先端部(茶色の箇所)だけ薄くなっており上下がピタッと噛み合わさる構造になっており、強鋏ながらも実は雑食性で細かい藻などを摘み取るのに適した形状になっております。

内水面において、モクズガニは古来から食用に利用され「がん汁」などが郷土料理として有名です。私の場合は塩茹でか蟹汁にしますが、蟹ミソ(中腸腺)や身は濃厚な味わいで、特にメスの殻の内側に秘めるオレンジ色の内子は究極の絶品といえます。
それもそのはず、モクズガニは上海蟹(チュウゴクモクズガニ)の近種で見た目も味もほとんど同じ、しかも日本の川で採れた天然物を食べれるのが魅力ではないでしょうか。
モクズガニはウェステルマン肺吸虫の中間宿主である為、生食は厳禁です。必ず加熱して食べてくださいね。

山陰(鳥取)里帰り★前編★ 大山(だいせん)山麓の魚達

  • 2016/11/07 13:00
  • カテゴリー:日記

20170202130842.jpg20170307192051.jpg20170307192104.jpg20170203184305.jpg20170203184256.jpg20170203184244.jpg20170518185323.jpg20170519103627.JPG20170202130910.jpg20170202130918.jpg20170202131911.jpg20170203185547.jpg20170516155318.jpg20170525133326.jpg

年に一度、秋にカミさんの実家である山陰(鳥取県大山町)に5日間ほど帰省します。
ウチの息子も3歳になり、今年からいっちょまえに座席を有する事になりました(※航空会社の航空券代の規定上、2歳までは無料で3歳から有料になります)。CAの笑顔と手厚いサービスに息子も嬉しそう…羨ましい限りです。
羽田~米子間、約1時間半の空の旅、米子空港からは境港線と山陰線の2ローカル線を使って大山方面に向います。

大山町(だいせんちょう)とは、日本海に面した大山山麓にある小さい町です。そんな町ながら海抜0m~1700mの標高差をもつ非常に珍しい町で、ここにいれば標高差による季節の移り変わりを同時に楽しむ事ができます。
この時期は大山の紅葉狩りをしたり、人里付近の小川で魚釣りや川ガ二獲りなどの水遊びを密かな楽しみにしており、40歳を超えたオッサン(筆者八鳥)もこの時ばかりは童心に帰ります。
その小川にはカワムツ、タカハヤ、ドンコなどなど、(生息分布上)関東ではお目にかかれない西日本系の淡水魚が生息しております。ここ日本海沿岸地域ではあと2カ月もすると、ここら一帯は銀世界になります。
過去のブログ記事(2009年9月28日)にも綴りましたが、この大山一帯の河川には国の特別天然記念物でもあるオオサンショウオの生息場所としても有名で、山陰が秘めるポテンシャルとその圧倒的な存在には何度も驚かされたものでした。

***後編)川ガニ捕りに続く***

鎌倉市(神戸川)でアユカケ発見!

  • 2016/10/20 18:45
  • カテゴリー:日記

20161208184446.jpg20161208184358.jpg20161208184422.jpg20171211112035.JPG

 鎌倉西部(西鎌倉~腰越)に流れる神戸川(ごうどがわ)の川沿に近所の買物に行く際の裏道があり、その狭さから「けもの道」と勝手に名付けております。自転車同士ですれ違うのはおろか、歩行者同士でも気を使うぐらい狭い道なのですが、家からスーパーやコンビニへショートカットで行く事ができ、車の多い公道を避けれるので近隣の住民にとって生活道路なようなものであります。

……という記事のクダリを2カ月前にも書きました。時が過ぎるのは早いです。

あれから2ヶ月、あの真夏の鬱陶しかった日差しも今となっては弱々しく、夏の暑さをより一層引立てたセミの声もいつの間にかコオロギに代わり、辺もすっかり秋景色に変わっておりました。
かつて真夏の水辺を賑わせていたあの若アユ達はどうなっているだろうか?……というとまだココにおります。
しかし、かつての若かれし頃の面影はなく成熟したアユは身を寄せ合い産卵のため川を降る準備をしてました。
アユは年魚(寿命は1年)、もし人間なら70~80年かけて全うする事をアユはたった1年でやってのけます。
川を下るアユ達(落ちアユ)は動きも鈍くサギ類やカワセミにとっては格好の餌、このチャンスを待っていたかと言わんばかりにこの時期になるとこの場に姿を見せます。

春、夏、そして秋…、季節の移り変わりをアユと共に過ごしてきたが、いよいよお別れの時期が近づいてきた。
今日もそんな思いで落ちアユを眺めていたら、あれ?!一瞬 石が動いたような錯覚に陥いた。
岩陰から突如姿を現したのは、なっ何と「アユカケ」でした!周囲のハゼと比べてもケタ違いのサイズ、圧倒的な大きさと存在感は堂々たるものでした。

20161208184437.jpg20161208185443.jpg20170830120752.jpg20170829194611.jpg20170901140029.jpg20170901140040.jpg

アユカケ(カマキリともいう)とは、海(沿岸)と川を共にする回遊性のカジカの仲間。秋に産卵のために海に降り孵化した幼魚はしばらく沿岸で過ごすので、その生活史は鮎と非常に似ております。
環境変化に伴い今となれば生息分布を東北まで延ばしているものの、かつて1980~90年代まではここ神奈川が北限とされ(昔の魚類図鑑はそう記載してある)、現在に至ってもここ神奈川で目撃されるのは非常に稀で、ましてここ鎌倉での目撃は過去に聞いた事がない(※そもそも鎌倉市内の河川は保護区という事もあり捕獲データーがない)。

私にとってアユカケとは図鑑の世界だけに登場する魚、この場で見れただけで十分でしたが更に私を驚愕させたのはその数秒後にアユカケのとった行動でした。
岩陰から出たアユカケは底を這いながらアユ群れに急接近、なんと!目にも止まらず早業でエラを使って鋭いUターンで鮎を引っ掛けようとしたのでした。くどいようですが口でなくエラを使ったのだ。
その攻撃でアユ群れは一瞬散ったが1匹のアユだけがその場でパニックを起こし違和感のある泳ぎをしていたのでアユカケの攻撃を受けたと思われる。結果的には未遂で終わったが、本来ならここでその1匹のアユをガブッと捕食するのであろう。私もその瞬間を心待ちにしていたが、(私の気配が気になるのか)岩陰に隠れたままで姿を見せる事はなかった。
それにしてもアユカケの凄い一撃必殺技を見てしまった。1秒…いやコンマ単位での出来事であったがその光景はシッカリと脳裏に焼付いた。

★参考(補足資料)
漫画・釣キチ三平(カジカの夜突きの巻)でこのアユカケがアユをエラで掛けるシーンがある。その一撃必殺技はこの漫画だけの世界だろうと疑っていたが、今となってはそれが本当であったと確信しました。
詳しくは、【釣キチ三平】【カジカの夜突き】【アユカケ】 …この3つのワードを入れて検索にかけるとその該当するコマが出てきます(6コマだったかな?完璧な描写です)。敢えてこのコマに補足させて頂くとすれば、これはほんの一瞬の出来事。1秒いやコンマ単位の世界だったという事です。

………この出来事がきっかけで、
いつもの神戸川に今までにない輝きを放ち、私にとって特別な場所となりました。
アユカケという宝物がこの岩陰に潜んでいる事が分かっただけでワクワクし、せめてアユカケの写真でも…、更なる目標は必殺技であるエラ掛けシーンを動画で撮りたい…と気持ちになっておりました。常にデジカメと動画カメラを身にまとい、カメラ小僧と化しゴールの見えない地味な戦いが始まりました。
初めて目撃してから7日目の朝…、遂にそのアユカケの姿をデジカメで納める事ができました。
アユカケは警戒心が強いのか?近寄るとすぐに岩陰に隠れてしまうシャイな奴。幾度か姿は見れたもののすぐに巣穴に隠れてしまい、なかなか撮影させてくれませんでしたので、忍び足でかなり遠方からズームで撮影しそれを拡大しております。
アユカケの画像はネットで検索すれば多く出てきますし、この画像そのものも全く大したものではありません。しかし、私自身にとって、ここ鎌倉にとって、とても貴重で意味のある写真画像となりました。

このアユカケという名前の由来にはいろいろな説がありますが、きっと昔の清流にはアユ釣りや清流遊びの名脇役としてアユカケがたくさん生息しており、水中でアユを引掛けている光景を誰もが見ていた事でしょう。それ故に昔の人はアユカケと名をつけたのだと(私は)思っております。
エラ掛シーンを動画で撮れなかったのは悔しいですが、自然の生き物相手なのでこればかりは致し方ありません。いつかきっと誰かが撮ってくれると信じ、それまで「エラ掛け一撃必殺技」の事は自分の中だけに留めておく事にしました。

その数週間後…もうそこにはアユの姿はありませんでした。アユが産卵した卵は2週間程で孵化し~来年春まで沿岸付近で過ごし、初夏になると再び若アユ達がこの川に戻り水辺を賑わせてくれる事であろう。
そして、私の心を射止めたアユカケも姿を見せなくなり、いつも通りの平凡な神戸川になりました。アユカケもアユ同様産卵の為に海に降るのですが川下りも産卵も命がけです。どうかサギ達に捕まる事なく無事に次の世代に繋いでくれよと…そんなアユカケの行く末を案じてしまう今日この頃でした。
そして近い将来、鎌倉に生息する魚のレギュラーメンバーとして、このアユカケが図鑑に登場する日を心待ちにしております。

フィッシュナビの夏休み ~焼き場 担当~ 

  • 2016/08/15 14:23
  • カテゴリー:日記

ファイル 259-5.jpgファイル 259-2.jpgファイル 259-3.jpgファイル 259-4.jpg20170315135651.jpg20170315134939.jpg20170315134949.jpg20170315134958.jpg20170327102707.JPG20170911185411.JPG

弊社フィッシュナビは特に夏休みというのはなくカレンダー通りの通常営業でしたが、江ノ島周辺に訪れる観光客の多さで「あぁ世間は夏休みなんだな~」と実感します。
また今週はウチの子供の保育園も休みで、私の日課である保育園の送迎がない分 楽に過ごす事ができました。
特に遠出した訳でもなく平凡な夏でしたが、地元の町内会で何かしらのお祭りや催しがあったので暇なく過ごせた気がします。お祭りも大~小規模あり、大人からすれば大した内容でない事も、子供は純粋に楽しめる術をもっております。これは親としても関心!私たちも子供の時はそうだったのかもしれませんが、歳を取るにつれて経験と引換えに感性が失せていくのを感じました。

今が夏だからなのかもしれませんが、筆者八鳥家では炭火焼がちょっとしたブームで、休日のランチになると子供も楽しみにしているのかBBQコンロを引きずり出してきます。
私は魚料理が好きで、季節により自分で勝手にテーマを設けているのですが、今月のテーマは「鮎」、毎週のように何かしらの鮎料理が食卓に並びます(養殖ものですが)。鮎はやはり炭火焼が一番!このような川魚は時間をかけてじっくり焼き枯らすのがコツです!たとえカミさんに催促されても、子供にメチャクチャに絡まれても、焦りは禁物!じっくり、じっくり・・・遠火で鮎を焼き枯らすのです。

火を見れば何か食材を焼きたくなるのが人間の本能です。
焼いている最中に、棒パンだの…ウインナーだの…マシュマロだの…いろいろな具材の侵略がありますが、頑として魚の焼き場を守りぬくのが私の務め、この小さな拘りこそが男の遊びであり仕事でもあります(大袈裟ですが…)。
それにしても炭火で焼く魚はなんて旨い事でしょう!うまく表現できませんがこのジワジワ感の火力がたまらないです。

鎌倉の川にもアユが遡上します。神戸川(鎌倉市西部)

  • 2016/07/20 18:14
  • カテゴリー:日記

20170529111353.JPG
鎌倉市津西地区を流れる神戸川(2級河川)。緑と住宅街の中を縫うように流れる(広町緑地の富士展望台より) 

ファイル 252-1.jpgファイル 252-2.jpgファイル 252-3.jpgファイル 252-4.jpgファイル 252-5.jpgファイル 252-6.jpg

鎌倉西部(西鎌倉~腰越)に流れる神戸川(ごうどがわ)の川沿に、近所の買物に行く際の裏道があり、その狭さから「けもの道」と勝手に名付けております。自転車同士ですれ違うのはおろか、歩行者同士でも気を使うぐらい狭い道なのですが、家からスーパーやコンビニへショートカットで行く事ができ、車の多い公道を避けれるので近隣の住民にとって生活道路なようなものであります。

またここは6月に入ると海から遡上してきた若アユのたまり場となり盛夏の水辺を賑わせてくれます。
若くて元気ピチピチな様子を形容するのに「若鮎のような~」といった表現がありますが、これを見ていると正にその通りだと思いました。
アユ独特の食作法の一つで、体を横にして岩に付着したコケを削取って食べる様子が見られ、時には100匹を超える大群が苔岩に群がり、そこには食み跡(ハミアト/コケを食べた跡形)の残っております。
日が高くなると日射しが痛く突き刺さりますが、季節野菜を彩る畑とアユで賑わう川に挟まれ、草いきれのこもる未舗装の脇道、同じ暑さでも近代アスファルト道にはない、どこか昭和の懐かしさを感じさせてくれるお気入りの道です。
  
アユの大群を目前にし欲が出ないのはウソになりますが、鎌倉市の条例で市内河川は生物保護区になっているので、釣りや捕獲は禁止「見~て~る~だ~け~」です。
ごく当たり前の日常光景なので普段はスルーしがちな内容ですが、例年よりアユの群れが多かったのでカメラに収める事にしました。ほんの数分の撮影でしたが見知らぬ方が5名も声を掛けてくれ、普段は誰も口にはしないものの若アユの存在は気にはなっていたようです。

ここを通るだけでアユの生活史が一わかり。
アユの寿命はたった1年の年魚、晩秋に生まれた卵は真冬~早春に河口沿岸付近で孵化しその姿は透明なシラスそっくりで区別はつきませんが、それが3月~4月(稚鮎期)になるとアユらしい姿になり、春の風物誌として沿岸の釣人達を賑わせてくれます。春が終わり初夏になると若アユ達は川を遡上し、夏季を中流域で過ごし最盛期を迎えます。そして秋になると成熟し体色も錆び色になり、落ちアユ(下流へ下って産卵する)となり生涯を終えます。
因みに市場に出回っている養殖アユの殆どは、春に沿岸を回遊する天然の稚鮎を捕獲して、それを半年ぐらい養殖場で適度な大きさに育てられたものを市場に出荷されます(半天然+半養殖)。

最も脂がノった時鮭(5~6月の天然生サケ)で冷燻を作る

  • 2016/06/21 18:11
  • カテゴリー:日記

ファイル 255-1.jpgファイル 255-3.jpgファイル 255-4.jpgファイル 255-5.jpg

毎年6月になると、いつかは実現したいと考えている事がありました。
それは「最高に脂がノった6月の時鮭」を使って冷燻(=生の燻製)を作る事です。
サーモンの燻製なんて世の中にどこにでも見かけますが、6月の最も脂がノった天然時鮭(しかもそれを冷燻にする)となると一気にハードルが上がります。
それは時期的な事も含め、予想以上に多くの手間ひまが掛かるからなのかもしれません。

相手は天然のサケ、冷燻といえど生(なま)の延長上で食す事になるので、まずは寄生虫対策としてシッカリ冷凍して寄生虫を死滅させなければなりません。海を回遊する天然サケマスにはほぼ100%の確率でアニサキスなどの寄生虫がいると言ってよいでしょう。ただ生まれつきアニサキスが寄生している訳ではなく、アニサキスのいる海域でオキアミなどの甲殻類がそれを捕食して食物連鎖により上位の生物に寄生していきくわけですね。つまりオキアミ⇒小魚やイカ⇒大型魚⇒最終的にはアザラシやクジラなどの海獣が最終宿主となりそのサイクルを繰返します。

因みに養殖サーモンが生の刺身で食べられるのは、アニサキスのいない環境下におり、アニサキスの由来しない餌で育っているからです。陸封された湖産サクラマス等も生で食べられるのもアニサキスの由来しない閉鎖的な環境で育っている為であります。でも天然の海産サーモンはそういう環境下ではないので、もし「生」で食べるとなると「冷凍」の下ごしらえは必須になるでしょう。

そして最も脂がのる6月…、実はこれが一番厄介な時期なのです。燻製を作る際のベストシーズンは「冬」で冷たく乾いた空気の環境下(=細菌を増やさない環境)で作るのが理想なのですが、時鮭が獲れる6月の時期はそれらの条件を全て覆してしまうのです。

特にこの梅雨期の6月は湿度は高く、悪天候で天日にも嫌われ、そして気温は25℃以上の日が殆どなので、もし外で干そうなら乾く前に腐ってしまったり、脂が酸化して身が台無しになってしまいます。なのでこのジメジメした時期は冷蔵庫の中で乾かすのが最もよい方法と思われます。しかしソミュールやピックルなどの調味液に漬けて乾燥させる従来の工程ですと冷蔵庫内で思うように乾いてくれず時間だけが無駄に過ぎてしまうので、このケースにおいては液漬けでなくベタ塩で脱水した方が早く乾燥できる事が分かりました。水分が抜けたら、無駄な塩分と水分は冷水で洗い流し水気をシッカリ拭き取ってから冷蔵庫に入れれば1日で表面が乾きます。

ここまでに至る工程はとても多いけれど、この「生」の状態から次々へ展開していく訳なのでスピードが命!どの工程も丁寧かつ速やかに進めていかなければなりません。
生の状態から完成するまで1週間あまり、生の時と比較すると半分ぐらい凝縮しているのは水分がシッカリ抜けて程よく塩分を吸収している証拠、これが基本となり濃厚でコクのある冷燻が出来上がるのです。

手塩にかけて育てた一品、食べるのはほんの一瞬!
効率と結果だけが評価される世の中ですが、時には余計な事を考えずにとことん探求する事も心地よいです。全ての苦労が報われた極上の味でした。

真マス(海産サクラマス)の炭火焼き 

  • 2016/06/08 12:27
  • カテゴリー:日記

ファイル 253-1.jpgファイル 253-2.jpgファイル 253-3.jpgファイル 253-4.jpgファイル 253-5.jpgファイル 253-6.jpgファイル 253-7.jpgファイル 253-8.jpg

東北地方では海産サクラマスを “真マス” と呼ばれ、春~初夏にかけて東北~北海道の沿岸地域の定置網などで獲れます。私も学生時代は岩手県三陸町に住んでいた時があり、そこで生まれて初めて旬の真マスを食べた時、あまりの旨さに感動!卒業してから20年近く経ちますが、その感動は今でも忘れる事なく鮮明に残っています。

サクラマスの寿命は約4年(中には前後する個体もいますが…)。川で孵化すると稚魚は銀毛して海へ下る準備をします。そして数年間にわたり大海原を回遊してスクスク育ちます。そして4年目に早春に母川のある沿岸に接近し、春~初夏にかけて川に遡上し、そして秋には産卵して生涯を閉じます。
では、体(身質)にはどういう変化が起きるか…というと、若魚のうちは成長段階なので脂肪が少ない(=あまり脂がノっていない)ですが、それが4年目(産卵する年)に入ると最後の仕上げと言わんばかり急成長します。これはサーモンに関しても同じ事がいえます。

3月ぐらいになると、“旬の走り”として魚屋でも見かけるようになりますが、脂のノリはまだまだな気がします。
それが4月~6月にかけて更に大型化し、肥満度とウエイトがピークを迎えます。そして6月を境にそれ以降は秋の産卵に向けて生殖腺(筋子や白子)に栄養を取られ、身がどんどん痩せていきます。
その為、「食」に関して言えば、ベストシーズンは初夏(5月~6月ぐらい)、大型で太った真マスを見かけたらそれは間違いなく「買い」でしょう。もし1本あたりが4~5kgクラスの大型真マスの場合、切身に換算すると一切れ当たり500円ぐらいするかもしれませんが、それでも買いです。高くてもこの魚の味は絶対に裏切りません。

素材が良いので、料理はシンプルでありながら王道の「塩焼き」が一番美味しいと思います。脂がとても旨くコクのある魚で、炭火が強いと脂に引火して炎上してしまうので、私は火力が落ち着いてから脂を落さずジワジワ焼くのが私の好みです。

そしてもう一つ、真マスを美味しく食べれる料理として西京焼きがあります。もともと味噌との相性が良いのですが、コクと旨み、そして香りを味わう事ができます。切身を2日間ほど漬けると適度に水分は抜け、味噌の旨みを吸い身質がギュっと引締りこのように透明感のある濃厚なオレンジ色になります。これでだいぶ保存も効くようになり、違う方面からも真マス料理を楽しむ事ができます。
西京味噌には糖が含まれているのでので、気を抜いているとまっ黒に焦げてしまうので、塩焼きの時よりも火加減にご注意ください。

やはりトビウオは旨かった!相模湾の朝獲れ

  • 2016/06/01 15:56
  • カテゴリー:日記

ファイル 251-1.jpg20170310110002.JPGファイル 251-2.jpgファイル 251-3.jpgファイル 251-4.jpgファイル 251-5.jpgファイル 251-6.jpg20170313113436.JPG

今日のお題は「トビウオ」。
フィッシュナビの仕事柄、南方系のフィッシングツアーを扱っている私にとってトビウオは比較的馴染のある魚ですが、鎌倉ではあまり見かけません。いや、正確に言うと鎌倉にも売っているのですが遠方産のものが殆どで鮮度も落ちているので私も特に気に掛ける事はありませんでした。
しかしここ近年、地元相模湾の朝獲れトビウオが多く出回り、それはそれは新鮮そのもの!まっ黒な目に銀白色の腹、濃紺の背中からチラっと輝かせるコバルトブルーは非常に美しい…。今まで興味のなかった私もおのずと引き寄せられてしまったのでした。
新鮮なトビウオだな~と見ていると、買い物客達は迷わず手にし、飛ぶように売れているのです(トビウオだけにね)。私がモタモタしている間にあっという間に売切れてしまったので、次の日に再び魚屋に足を運び10尾買うことにしました。
刺身、塩焼き、焼き枯らし、揚げ、汁物として…、特に焼枯らしたトビウオをご飯の上にのせアゴ出汁をかけたら絶品でした。脂は全くのっていませんが身にはシッカリ旨みがありそれを楽しむ魚なのか~と理解しました。皆さんがトビウオが旨い魚である事を知っているんですね。

芦ノ湖2016年 大きなブラウントラウト出ました。

  • 2016/05/16 18:33
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 249-1.jpg20170321120741.jpgファイル 249-2.jpgファイル 249-3.jpgファイル 249-4.jpgファイル 249-5.jpg20170321120753.JPGファイル 249-6.jpg20170315104457.JPG20170315104503.JPG20170530141506.JPG20170525164715.jpg20170412125151.jpg20170413174116.JPG

私個人にとって芦ノ湖釣りはささやかな年間行事の1つであります。
ウチの近くにある桑の木が色々な事を教えてくれ、その桑の様子を見て釣行プランを組み立てます。例えば…

其の一)桑に花が咲く頃…、(私の)芦ノ湖シーズンが開始。
其の二)桑が若い実を付ける頃…、(私の)芦ノ湖シーズンが本番。
其の三)実が色づき始める頃…、(私の)芦ノ湖シーズンが終盤。
其の四)実を落す頃…、(私の)芦ノ湖シーズンが終了。

この一連の流れはたった1か月の出来事ですが、ただ今年の芦ノ湖の状況は1週間ぐらい早い気がしました。
本来ならまだ行かない時期ですが、今回は “トライアル釣行” と称し慣れない4月の芦ノ湖に足を運ぶ事にしました。
この時期の気温は数℃~日中は15℃と寒暖の差が激しく、芦ノ湖付近ではちょうどサクラが満開でした。

4月の芦ノ湖を一言でいうと「時期的にはベストシーズンながらも意外と難しい」に尽きます。
ターンオーバー(春の外気温が湖水と同じぐらいになり季節風で湖の表層~低層までの水が撹拌される現象/水の性質より)でマスの適水温は広範囲となり、かつ餌となるワカサギも接岸したり沖にいたりでマスが分散しポイントが全く絞れないのです。
特に私の場合、その場その時までジッ…と待ち続ける釣り方なので、その良し悪しが顕著に表れます(後者の方が圧倒的に多いですが)。大抵はボウズを食らいますが、でも今日に限っては行ってよかったと思いました。

放流ニジマスやコーホ(ギンザケ若魚)の猛攻に翻弄されながらも(⇒のちに子供のお土産になりました)、昼頃になると良い南西風が吹き、普段なかなかお目にかかれない野生化した大型ブラウントラウトが掛りました。風で湖面が荒れたのでブラウンも警戒心を解き浅場までワカサギを探しに来たのでしょう…。

今日はお花見しながらマス釣りでも…という気持ちでいたので、完全に気を抜いた私もビックリでした。
勿論マグレで「釣れた」ものですが、長年やっているのでたまには予期せぬ事があってもいいのかなと、なぜか本気モードで挑むよりも良い結果になってしまったのは微妙ですが、結果オーライとしときましょ。

普段は大きく見栄っ張りなクーラーボックスも今日に限っては大活躍!
その後は刺身・干物・塩焼き・ムニエル・ 燻製となり、ブラウン御膳を美味しく頂きました。

幻魚(ゲンゲ)を食す

  • 2016/02/18 20:56
  • カテゴリー:日記

ファイル 233-1.jpg20170310105938.JPGファイル 233-2.jpgファイル 233-3.jpgファイル 233-4.jpgファイル 233-5.jpg20170310105951.JPGファイル 233-6.jpg

これはゲンゲ(正式にはノロゲンゲ)といい、日本海の深場で獲れる魚です。私の中で一度は食べてみたかった魚の1つ。私の住む太平洋側では殆どお目にかかれませんが偶然にも魚屋で売っていたので迷わず即買いです(日本海産)。画像では上手く説明できませんが全身が分厚いゼラチン質でまとわれており透明感があり、そのプルンプルン感は相当のものです。一昔(昭和50年代)に流行ったスライムをご存じでしょうか?その感触とそっくりで私も当時を思い出しました。「ジェリーフィッシュ」とは本来クラゲを意味しますが、私はこのゲンゲにこそ命名してあげたいぐらいです。

さて、ゲンゲの代表的な料理と言えば「天ぷら」「鍋」かな…そして今回は「干物」も試してみました。捌くとキレイな白身にゼラチンが包み、見ているだけで美味しそうです。さぞかし天ぷらにした時は「外はカリッと中はプルンプルン感」を味わえるのかと期待しましたが、そのゼラチンはプルンプルン感ではなくドロっという食感でした。イメージとしてはまるで生の卵白をすすっているような感じです。これは火を通して変わらないので、もしこのドロッと感がダメな人はこのゲンゲは苦手かもしれませんが、それさえ気にしなければとても美味しく頂けます。

あとは干物…これはビックリしました。
あの丸々したゲンゲからは想像つかない薄っペラぺラな姿に、あまりにも変り果てた姿にゲンゲの面影は一切ありません。体を構成しているのが殆どが水分なんですね。ここまで干すとゼラチン感はありませんが、骨まで食べられ素朴ながらも美味しかったです。

相模湾マイワシ(巨大編) 26cm/171g! 節分編

  • 2016/02/04 16:06
  • カテゴリー:日記

ファイル 229-1.jpg ファイル 229-2.jpg ファイル 229-3.jpg ファイル 229-4.jpg ファイル 229-5.jpg ファイル 229-6.jpg ファイル 229-7.jpg20170307193453.jpg

見てください。このイワシを!まるでニシンと思わせるような巨大イワシです。前回のブログも大イワシを取上げてて、これで話題を終えるはずでしたが更なる刺客が登場。通常は20cmを超えると「大羽イワシ」と呼ばれるのですが、今回はそれを凌駕する平均25cmサイズ(平均150g)。最大は何と26cm(重さ170g)の超大物です。

前回ブログで紹介した大羽イワシも(20cmをゆうに超え)相当大きいです、でも今回のは更に2まわり大きい(驚)。しかも近海モノで1本75円と格安で売られているので大漁だったのでしょう、本当にラッキーな買物でした。迷いなく×15本購入。てっきりノッコミ(子持ち)イワシと思いきや、お腹を開けるとワタは脂肪で覆われ真っ白、身も分厚い脂肪で覆われ丸焼きにすると滴る脂に引火しグリルは大炎上。まるで固形燃料のようでした。半分は干物にして節分で食しました。

今季はサンマには全く恵まれませんでしたが、イワシは当たり年でした。良いイワシを沢山食べたな~と実感します。

相模湾マイワシ(大型編) エグゼクティブ編

  • 2016/01/12 15:58
  • カテゴリー:日記

ファイル 228-1.jpgファイル 228-2.jpgファイル 228-3.jpgファイル 228-4.jpgファイル 228-5.jpgファイル 228-6.jpg

今年のイワシの当たり年なのか、大きさは20cmを超えた「大羽イワシ」をよく目にします。プランクトン豊富な親潮に乗って北海道→宮城→千葉へ南下しているイワシ達は体を太らせ脂がしっかりノッております。通常マイワシの旬は真夏~初秋にかけて脂が最ものり、それ以降~春への産卵に向けて身が痩せていきます。しかし今年はエルニーニョの影響で水温の高い状態が続いているためイワシのコンディションも遅れているもようです。なのでもし秋~初冬に魚屋で見かけたらそれは間違いなくそれは「買い」です。捌くとビックリ!何じゃ~この脂のノリは~と言わんばかりに真っ白な脂肪が覆っている。1本100円×10本の大人買い、刺身と柚子〆イワシで美味しく頂きました。

相模湾マイワシ(中型編) 550匹組手

  • 2016/01/10 16:14
  • カテゴリー:日記

ファイル 223-1.jpgファイル 223-2.jpgファイル 223-3.jpgファイル 223-4.jpg

巷の港祭りで「朝獲れ鮮魚の掴み取りコーナー」があり、それは1回100円でビニール袋に詰め放題できるステム。それを×4回分購入しました(あとで数えるとマイワシだけでも550匹!)。このまま100円を払い続ければ、1000匹、2000匹は軽く超えると思いますがクーラーボックスは既に満タン、その後の処理を考えるとこれがもうこれが限界かなということで家路に。早速、頭落して、腹切って、内臓出して、血合い落として、洗って・・・・の単純作業を地味に繰り返す事×550回!(因みに画像に映っているのは250匹分)。とりあえず半分は料理に、半分は真空パックしてシーラーにて冷凍保存にて、刺身、つみれ、唐揚げ、南蛮漬け、干物、煮物、アンチョビへと姿を変えました。心地よい疲労とイワシに満たされ就寝。次の日に起きたら全身が筋肉痛でした(苦笑)。

カナガシラ(50匹組手)

  • 2016/01/06 17:43
  • カテゴリー:日記

ファイル 227-1.jpgファイル 227-2.jpgファイル 227-3.jpgファイル 227-4.jpgファイル 227-5.jpgファイル 227-6.jpg

見かけはほぼホウボウですが、これは「カナガシラ」といいます。これで1,200円也!マヌケな顔ですが金頭(カナガシラ)という名のごとく頭の骨はとても固く、棘が出ているので気を抜くと手指を擦ったり刺さったり…50本やっつけ終わる頃には手指には小傷が絶えず地味に痛い。冬の乾いた寒風はまさに干もの日和!この美味しそうな白身を見ると今までの苦労を忘れさせてくれます。これで10日分のつもりで作りましたが一度食べたら誰もが手が止まらず3日で完食。常備食にならず…。

芦ノ湖 イワナ撮影会(2015年晩秋)PART3 *番外編*

  • 2015/12/22 17:01
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 230-1.jpgファイル 230-2.jpgファイル 230-3.jpgファイル 230-4.jpg20170313113354.JPG20170313113346.JPG20170313113309.JPG20170314162418.JPG20171113165940.JPG20171113170838.jpg

今週も箱根(明神川)へ撮影会(8時AM/気温1度)。遡上数が減ってきたのでおそらく今日が今季最後であろう…。
今までいろいろ楽しませてもらったので、今日は手土産に筋子もってきましたよ!これをイワナ達にプレゼントするのです。

■画像(左上):ニジマス60cmとイワナ40cmの異色コラボ。
■画像(右上):婚姻色のニジマス♂。
■画像(左下):この日最大の大イワナ60cmぐらいありそうな個体(釣りたい)
■画像(右下):イワナの大群40匹ぐらいはいそうだ。

おやつタイム~!…という事で筋子をほぐして投げると、もの凄い勢いで食べてました。
くどいようですが、ここは釣ってはいけない場所、釣ってはいけない時期なので「見~て~る~だ~け~」ですからね。しかし来シーズンに解禁なったら私も釣師としてここ芦ノ湖に再訪しますので、その時はまた遊びましょう。

その1週間後…、もうここにはイワナ達の姿はなく平穏な明神川になっておりました。産卵という大仕事を終え、湖に帰っていったのでしょう(お疲れ様でした)。

辺りの木々は殆ど落葉し、芦ノ湖周辺はすっかり冬景色。ここは箱根駅伝(往路)第5区のゴール付近、数週間後は駅伝で大賑わいになっている事でしょう…。

芦ノ湖 イワナ撮影会(2015年晩秋)PART2 *産卵編*

  • 2015/12/13 17:19
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170313113309.JPG20170518101959.JPG20170314161426.JPG20170314165218.JPGファイル 226-1.jpgファイル 226-2.jpgファイル 226-3.jpgファイル 226-4.jpg

芦ノ湖/箱根町の明神川へイワナ撮影(第2弾)。
このイワナ撮影は寒さとの戦いです。この時期は箱根山から吹き降ろす寒風に晒されますので、撮影の際には完全防寒装で挑んでください(8時AM/気温は3℃)。

※)撮影場所は箱根新道(芦ノ湖出口)をおりて国道一号線にぶつかる付近です(上記画像参照)

さて、今日のお題は「ペアリング」です。
まずはペアとなっているイワナ探しから始まります。明神川の最上流(魚止め)あたりが良さげです。

■画像(左上):上流部にてイワナのペア発見。ここを撮影ポイントに決定(これからが根気勝負です)!
■画像(右上):もう♂は♀にピッタリです。他の♂イワナが近づこうなら本気で追払われます。
■画像(左下):求愛ダンスも激しくなってきた(デジカメラのピントが追えない~泣)。
■画像(右下):ゴ~ルインッ!タイトルのごとく(産卵放精)。

どうやら双方に阿吽のタイミングがあるようです。♂は後ろから一瞬で♀に接近(後ろのに水を蹴った波紋がそれを物語ってます)、そして産卵と放精(雄が身震いして一瞬水が濁るのできっとそうであろうと推測)、終わるとすぐに撤収。その行動はたった数秒程ですがそれを何度も繰返しておりました。

芦ノ湖 イワナ撮影会(2015年晩秋)PART1 *イワナの舞*

  • 2015/12/05 16:26
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170518102007.JPG20170313113301.JPGファイル 225-1.jpgファイル 225-2.jpgファイル 225-3.jpgファイル 225-4.jpgファイル 225-5.jpgファイル 225-6.jpg20170313113346.JPG20170313113317.JPG20171113170000.JPG20171113170020.JPG

芦ノ湖に注ぐ明神川(箱根町)は一見ただの小川なのですが、秋~冬にかけて産卵の為に湖から遡上するマスを観察する事ができます(運がよければ)。簡単ではありますが見どころを紹介(11時AM/気温7℃/北風)。

■画像(左上):スタート地点は河口(漁協前)から、あの直線上では全体的には20~30匹のイワナを確認。
■画像(右上):大ブラウン(♂)をイワナが囲っている様子。残念ながらブラウンにパートナー(♀)はおらず…。
■画像(左中):婚姻色の出た♂イワナは体色が黄色みがかりヒレが黒くなる。
■画像(右中):執拗なアタックの甲斐もありカップル成立か?でも、まだ♀は産卵の気配はなさそう。
■画像(左下):明神川の魚止め(魚が遡れる最上流)。このイワナが本日の最大サイズ(50cm半ほど)。
■画像(右下):イワナは50cm級の大型個体だったが、ブラウンがあまりにも大きすぎて小さく見えてしまう。

勿論、釣ってはいけない場所なので「見~て~る~だ~け~」です。
でも眺めるだけでもかなり面白く見どころ満載です。

最近気になる奴がいる ★巨大ハギ(ウスバハギ)★ 江ノ島産

  • 2015/10/25 16:24
  • カテゴリー:日記

ファイル 224-1.jpgファイル 224-2.jpgファイル 224-3.jpg

最近魚屋で目にする気になるヤツがいる・・・その名はウスバハギ。パッと見ても50cmは軽く超えてます。丸ごとそのまま売られているので、その圧倒的な存在感は買物客を驚愕させます。誰もが開口一番で「デカッ」と言うも、買ってどうこうしようという様子はなく誰もがスルー・・・(でしょうね)。私もそう思いスルーはするものの、気になり何度か足を止める・・・。やけに新鮮で、地元江ノ島産の朝獲れ!刺身は勿論何でもアリ!と書いており、今晩はいろいろ試してみようかな~という事で私が買物カゴに2枚入れると、見知らぬ人が「へぇ~アンタ買うんか?」、買物客とすれ違う度に「デカッ」と言われ、レジのオバちゃんにも「おお~(デカッ)」と言われ、ちょっと恥ずかしいですが頑張って買いました。カミさんにも子供にもデカッとツッこまれ、今日何回言われたか数知れず・・・。
薄黒い皮を剥ぐと何ともキレイな白身を覗かせ食欲をそそらせます。刺身、天ぷら、焼き、干物、煮つけ、鍋、煮コゴリ、何にしても美味しかったです。
次回も売っていたら必ず買おっと。

イワナ釣り(箱根芦ノ湖)2015年初夏

  • 2015/06/25 16:11
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 222-1.jpgファイル 222-2.jpgファイル 222-3.jpgファイル 222-4.jpg20171016175915.JPG20170315104442.jpgファイル 222-5.jpgファイル 222-6.jpg20170315104450.jpg20170518180116.jpg

箱根の山間部でも緑が濃くなり、芦ノ湖もワカサギの接岸ピークが過ぎて、あと数日でワカサギがいなくなりそうな気配です。それを知ってか知らぬかイワナ達がそのワカサギを追って岸スレスレにまで探しに来ており、ワカサギを食い漁っている様子を目にする事ができます。この時期、浅場の水温は17℃を超えイワナ達にとってはちょっと辛いであろうがワカサギを目の前にそんなのお構いなしなご様子。
あの警戒心の強いイワナ、このようにハメを外した姿を見せるのは非常に珍しいです。

岸釣ファンとって、こんな好待遇を受けられるのは一年の中でもほんの一瞬、せいぜい1~2週間程度でしょうね。
今日は普段からお世話になっている先輩をお連れしての釣行だったので、このような好条件で “おもてなし” する事ができて本当でよかったです。

釣ったイワナはワカサギを飽食してて体を太らせ脂がしっかりノッテおりました。刺身・塩焼き・山椒味噌漬け・燻製にして美味しく食しました。全体的に言える事ですが、今年2015年はイワナがよく釣れた年でした。

松葉ガニ検定

  • 2014/12/08 12:48
  • カテゴリー:日記

ファイル 212-1.jpgファイル 212-2.jpgファイル 212-3.jpgファイル 212-4.jpg20170927164029.jpg

真冬の荒狂う日本海にて…

私のカミさんは山陰(鳥取県大山町)出身で、またカミさんの誕生日である12月になると実家から松葉ガニが送られてきます。その恩恵に感謝し年に一度だけ贅沢させて頂きます。
この松葉ガニというのは、いわゆる「ズワイガニ」の事をいいます。気候と栄養豊富な海域である日本海側育ちのズワイガニはとても美味とされ、それが、越前ガニ、松葉ガニ、間人(たいざ)ガニ、等、地域ブランド化されております。
同じズワイガニでも日本海産のブランド化されたカニは、その市場価値は他産のズワイガニの数倍~10倍と跳ね上がると言われ、それら偽装を避ける為、獲ったら蟹のハサミにブランドタグを巻いて区別をつけております(私からすればどのカニも美味しいですが)。

因みに、我々がカニとして喜んで食べているのはズワイガニのオス(♂)であって、メスはとても小さく「セコガニ」「親ガニ」という名で売られており、地元消費が主になります。値段も雄ガニの1/10程度(300~1000円ぐらい)で小さいゆえに身がわずかなため、汁物にしたり、卵や甲羅の内側にある内子(卵巣)を食したりするのが一般的です。
甲羅についている黒い点々は、カニ蛭(カニビル)といってこれが付着しているのは脱皮してからしばらく経つものを意味し、筋肉がしっかり形成し(=身が詰まっている状態)美味とされてます。つまり逆をいうと、脱皮した直後のカニの身は水っぽくて身が細くズボッと抜けるので「ズボガニ」といいまた殻が薄くて輸送も難しいので地元消費が主みたいです。

ちなみにこのズワイガニの寿命は?
魚の場合は鱗(うろこ)の年輪をみれば確実に判定できますが、カニは脱皮により殻を脱ぎ捨てて成長するので何を指標にしたらいいのか分かっておりません。殻の径でおおよその脱皮数をみるそうです。ただメスに関しては11回の脱皮、オスは~13回脱皮をしたら生涯を終えると言われております。
メスの場合、年に1度、定期的に脱皮するのですが(最長寿命は11年ぐらいと推測)、しかしオスは個体によって脱皮の時期はバラバラ(~13回/10数年と推定)。

カニ検定の資料に頂ければ幸いです。これを読んだ後にカニ検定をすると80点以上は取れると思います。

近海にカジキ現る ~鴨川沖(千葉)より~

  • 2014/08/15 18:49
  • カテゴリー:日記

ファイル 211-1.jpgファイル 211-2.jpgファイル 211-3.jpg

お客様が近海でブルーマーリン(クロカジキ)を見事釣上げ、そのブロックを一部頂きました。魚の鮮度を保つ為、なんと船上で解体、即日発送段取までしてくださりました。
早速、私も適度な大きさにカット&脱気シーラーにして、スタッフ、知人に配り終えました(即なくなりました)。この1本のマーリンが多くの人の幸せと胃袋を満たした事でしょう。本当にありがとうございました。
上がったのは千葉の鴨川沖ですが、確かにこの日は黒潮の帯が近くまで寄っておりました。

2014年今季ラストの一本締めは(芦ノ湖)

  • 2014/06/30 12:02
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 204-1.jpgファイル 204-2.jpgファイル 204-3.jpgファイル 204-4.jpg

芦ノ湖の表水温が20度を超え、浅瀬にはモエビがどんどん増えてきました。そうなると高水温を嫌うトラウト達はどんどん深場へ移動してしまい、岸からの狙えるトラウトフィッシングは終盤を迎えます。今週がそのボーダーラインでしょうね。でも気温が低い早朝はまだ浅場をウロウロしている個体がおり、その時はまだまだチャンスあります。朝4時半に開始、第一投でいきなり掛ってくれた貴重な1本、今シーズン最後の締めくくりにふさわしい、ワカサギを飽食した丸太のようなブラウンでした。ワカサギもモエビもチョットだけお持帰り、夕飯のおかずはこれで決まり!

また、釣った4種のマスを冷燻を作って食べ比べをしました(左からブラウン、サクラマス、ニジマス、そしてコーホ)。脱水、燻、熟成・・・それら行程に1週間ほどかかり、水分が抜けたせいか生身(刺身)の時よりもふた回りぐらい小さく凝縮し、味も濃厚です。・・で、各種トラウトの味の比較はというと?ン~身質や食感は違えど同じ燻製液で味付けして燻しているので風味は同じでした。これも勉強です(笑)。

筆者のお家芸?芦ノ湖編 2014年

  • 2014/05/26 18:46
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 203-1.jpg20170307205127.JPGファイル 203-2.jpgファイル 203-3.jpg20170307205138.JPGファイル 203-4.jpgファイル 203-5.jpgファイル 203-6.jpgファイル 203-7.jpgファイル 203-8.jpg

筆者(八鳥)にとって、フィッシュナビの仕事柄、ソルト、フレッシュ、ルアー、フライ、餌釣り、魚グルメ、魚種や釣のジャンル問わずいろいろな会話が飛び交います。これが私の日常です。しかし、この時期は国内各地ではトラウトのベストシーズンと言う事もありソルトの話題よりもトラウト話題が多い感じがします。それは私自身を取り巻く環境でも例外ではありません。
いつの間にか私のお家芸?になりつつある湖のトラウトフィッシング。新緑の中で行う湖でのフィッシングは心が癒され、何よりも私自身が愛してやまない釣りですが、いつの間にか(期間限定で)知人やお客様を招待するようになり、それも10年が経ちました。

そして今年もお客様に湖のトラウト釣りを楽しんで頂きました。
この時期の開始時間は早朝4時~夕方18時までの14時間、自然が相手なのでフルタイムで無理にガツガツする必要はなくお客様ペースで自由気ままに楽しんでもらうのが私の考え方です。
この日は早朝からブラウンが出てくれ、続いてニジマス(バスの猛攻もあり)、そして本命サクラマスも見事キャッチ。さらに今年は40cmぐらいのコーホ(ギンザケ)が試験放流されそれも加わり午前中だけで4種マスをキャッチする事ができました。
軽食は自家製スモークサーモンのサンドのバイキング、夕食はトラウト4種盛(コーホ、ブラウン、サクラマス、ニジマス)をご堪能頂きました。

“新緑の中の湖トラウトフィッシング&淡水魚料理フルコース”如何でしたか。つかの間の休日の中、わざわざお越し頂きありがとうございました。少しでも心が癒されご満足頂けたら幸いです。

(もったいなくて)全く使えないGTルアー

  • 2014/04/22 11:00
  • カテゴリー:日記

ファイル 194-1.jpgファイル 194-2.jpgファイル 194-3.jpgファイル 194-4.jpg

トップ用ペンシル(25cm/120g/ピーコックバス色)です。
反射シールとエアーブラシでのマスキングを駆使し、細部にわたり手を抜かず、かなり完成度が高い1本です。
このルアーは海外ルアー職人さんが作ったものですが、話によると相当頑固な方みたいで、まさに採算度外視で作った1本です。もともと各国のフィッシングショーでの展示用として作ったものみたいで、ここまでくると実用品を通り越して、工芸品レベルですね。とあるご縁でこの1本を頂きましたが、当然ながら、これを実践で使う気になんてなれないので、弊社フィッシュナビのオフィスに展示します。

ご来店時には、是非ご鑑賞ください!

高級魚カンダイ(コブダイ)の差入れ

  • 2014/03/24 23:20
  • カテゴリー:日記

ファイル 183-1.jpgファイル 183-2.jpgファイル 183-3.jpgファイル 183-4.jpgファイル 183-5.jpgファイル 183-6.jpg

先日、お客様が富山の海で釣ったカンダイ(コブダイ)を送ってくれました。名前ごとく「冬のカンダイは脂がノり味は最高です」…と話では聞いておりましたが遂にそれが実現しました。本当にありがとうございました。早速、下処理・解体し、料理用途別に仕分け、それぞれ脱気シーラーして完了!これからの1週間が楽しみです。

昆布〆にしてから6日目…、6日間寝かせて(熟成させて)たら昆布をしっかり吸って身が引締まり美しいベッコウ色に仕上がっておりました。
それを握り寿司にして柚子コショウで頂きました。相性はバッチリ、カンダイ釣師をここまで虜にさせる意味がよ~く分かりました。

頭は丸ごと塩麹に5日ほど漬け込みオーブンで兜焼きしました。顔周りアゴ周りの筋肉まみれ各種パーツはとても美味でした(因みにコブダイのコブは骨ではなく脂肪でした)。更にいろいろ試そうと思いましたが、序盤戦(刺身・焼き・昆布〆)で完食してしまいましたのでまだまだ惜しみながらのお別れでした。ご馳走様でした。

幻の高級魚 アラ入荷!?

  • 2014/01/03 17:12
  • カテゴリー:日記

ファイル 182-1.jpg20170313113220.JPGファイル 182-2.jpgファイル 182-3.jpgファイル 182-4.jpg20170313113237.JPG

年も暮れようとするとき、お客様から1本の電話が…「今日、キンメ(金目鯛釣り)に出たんだけど、面白いのが釣れたから後で八鳥さんのところに持って行きますよ」との事、その話し方で何かサプライズ感があるなと思いましたが、一体何を釣ったかは明かしてくれませんでした。

そして遂にクーラーボックスを開けるとビックリ!その中にいるのは“アラ”ではありませんか(驚)。テンションアゲアゲな私に「これ八鳥さんにあげますから食べてみてください」と神様のようなお言葉。
ただでさえ市場に出回らない魚ないのに、しかも鮮魚が出回らないこの年末の時期に、魚の飢えた私にまさに天からのプレゼントでした。

“アラ”そのものは知っておりますが、今までに接した事(釣った事も、食べた事も)がなかったのでこんなにじっくり見たのは生まれて初めて…という事でまずはじっくり観察。
アラはクエやハタと同じ仲間なのですが(ハタ科の魚なので)、尾鰭の形状は円形と思いきや(通常クエやハタはそう)アラは二股。ヒレの先端は黒く尾びれの付け根はやけに細い、体側に沿って黒く太い帯がはしり体色はシルバーメッキ調ボディーで角度によって細かい鱗が反射する。容姿についてはクエやハタのような肉厚感はなく、どちらかと言うとスズキっぽい体型、スズキ+タラ÷2で割った感じで本家クエのフォルムとは程遠い。そしてエラ蓋にはアラのシンボルであろう2本の太くて大きなトゲが、これに刺さったら病院行きだなぁ~と注意しながら解体を進めた。その見かけ判断でアッサリ味なのかな~と思いきや、その期待は裏切り(良い意味で)、鍋にすると旨みとコクあるのかとビックリした。この点はクエに非常に似て同様高級魚に位置付けてられている意味がよ~く分かりました。

…という事で胃袋・皮は湯通しで、アラ・肝・半身は鍋物に、残り半身は5日間じっくり寝かせて(ホントはあと二日寝かせる予定でしたが待ちきれずにフライング)、言うまでもなく究極の刺身が出来上がりました。正月という事で昆布〆にしましたがそのままでも間違いなく旨いはずです。お蔭様で本当に貴重な経験をさせて頂きました。

江ノ島にバショウカジキ現る、そしてその行方は・・・

  • 2013/08/20 19:41
  • カテゴリー:日記

ファイル 178-1.jpgファイル 178-2.jpg

この前、魚屋に行ったら江ノ島産バショウカジキがまるごと一本/体長150cm(角・尾ビレ除く)が25,000円で売っておりました。近くの定置網に入っていたそうで海水温が上がる夏季にはこのような光景をよく見ます。
翌日、再び店に足を運ぶとそれが切身になってました(2切680円也)。きっと次の日は西京漬けなどになっているでしょうね。最終的には惣菜になるのかな…。

私は魚屋さんでないので、どこの段階で一番利益になるのかは全く分かりませんが、これぞ魚屋錬金術です(凄)!でもこれは大いに見習うべきです。魚屋さんは最終的には魚を売切らないと話にならないので、売る為に、最後まで美味しく食べる為に、いろいろ考えながら姿形を変えて展開しているんですね。
わたし個人(釣人)レベルでも何かしら魚が多く手に入った場合には1週間ぐらいのスパンで料理の展開を考えなければなりません。

受入れる準備はできている!料理の準備は出来てる!釣具だって揃っている!唯一足りないのは大漁と大物に縁がないだけかな(苦笑)。

クロアナゴ

  • 2013/06/27 23:50
  • カテゴリー:日記

ファイル 174-1.jpgファイル 174-2.jpg

もうすぐ夏です。
京料理をはじめとした日本料理には、“名残” “旬” “走り” があり、料理に用いる素材が味だけでなく季節感も演出してくれます。
夏の京料理では定番メニューの一つで、●●の骨切り、湯通し、梅肉和えしてみました。
おそらく99.9%の方が●●=「ハモ」の事でしょ?と思ったはずです。

いいえ、これはハモではなく「クロアナゴ」です。
この魚は大味で一癖ある為、嫌煙されがちですが、この様にちゃんと調理してあげると美味しく頂けます。
(もちろんハモと比較してはなりません)、もし釣ったら是非チャレンジしてみてください。
先日、お客様が夜通しで頑張って釣ったものを、しっかり〆て新鮮な状態で送ってくれました。

遂にイシナギ現る(勝浦産)!

  • 2013/05/10 02:50
  • カテゴリー:日記

ファイル 168-1.jpgファイル 168-2.jpgファイル 168-3.jpgファイル 168-4.jpgファイル 168-5.jpgファイル 168-6.jpgファイル 168-7.jpgファイル 168-8.jpg

遂に八鳥家にイシナギが届きました!
普段から本当にお世話になっている勝浦の磯野さんが見事大きなイシナギを釣上げ、何と一本まるごとをプレゼントしてくれたのでした。その現場監督、段取りくださった大先輩MOON平野さん、お2人のご厚意のおかげで、本日八鳥家の台所は面白い事になりそうです。
今回のイシナギ解体は私にとって2度目。初回(2年前)はイシナギを扱う事で精一杯でしたが、今回はいかに段取りよくスピードを重視致しました。エラ、内臓、血合いをキレイに取り除きクリーニング、そして全身の鱗を剥ぎ取ります。通常この手の魚は「すき引き」という方法で鱗を削ぐのが有効で、前回は一列ごとに引いてとても大変でしたので、今回は「すき引き変法」として、包丁の先端を使い、真ん中から上下に向けて皮剥ぎをする事に成功!これで大幅な時間短縮になりました。そして解体に突入、お裾分用、昆布〆、刺身用、煮つけ用、塩焼き用、揚げ物用・・・・・、各部位、料理用途に応じてカットして、脱気シーラ(真空パック)して終了。
ここまですればホット安心、これを冷蔵庫で数日間寝かせ、旨みが増し熟成するのを待つのみ。今晩は心地よい疲労でぐっすり寝れそうです。

■参考資料/イシナギ料理 
http://www.8bird.com/fishnavi/blog/index.php/view/105

★初節句★ ~新米パパの奮闘記~

  • 2013/05/07 16:25
  • カテゴリー:日記

ファイル 166-1.jpg20170525190629.JPG20170525190719.JPGファイル 166-2.jpgファイル 166-3.jpgファイル 166-4.jpg20170313113211.JPG

皆さんのGWは如何でしたか?
筆者(わたくし八鳥)のGWは近場(鎌倉市内)での長閑な休日でした。昨年末に子供が生まれ5月5日は八鳥家にとって初節句でしたので、親として気合いれましたよ(汗)。押し寿司したり(←食べるのは大人ですが)、兜を折ったり…。ウチに鯉のぼりはないので子供(生後4か月)とカミさんの3人で久々の外出、鯉のぼりのある公園に行きました。

ここは「鎌倉中央公園」といって1980年代(私が小学~中学の頃)は私の釣場になっておりましたが20年前から大規模な工事を経て今はキレイな自然公園になっております。
当時は「双子池」として地元ではブラックバスやブルーギル釣りのできる池として親しまれ、周辺にはまだ昔ながらの里山風景が広がっておりました。そこにはホトケドジョウ、ザリガニ、サワガニ、シジミ、タニシ、ドジョウ、フナ、コイなどが多く生息しており、私にとってまさに教科書的な場所でした。久しぶりに来た懐かしさと釣場でなくなった淋しさが混在する日でした。
次の世代も身近で魚に触れあえる環境を作ってあげれたらいいなと思っております。

追伸)
余談ですが、グリコの「ビスコ」というお菓子はご存じですか。「おいしくて強くなる」がキャッチフレーズのお菓子です。1933年(昭和8年)~からの製造で80年以上の歴史があるお菓子でビスコ坊や赤いパッケージが印象的です。最近はパッケージに顔と名前を入れてくれるサービスを行っております(インターネットから申込み/有料ですが安いです)。まだ歯が生えてないので食べられるのは暫く先かな。

ウツボ

  • 2013/05/02 14:42
  • カテゴリー:日記

ファイル 165-1.jpgファイル 165-2.jpgファイル 165-3.jpgファイル 165-4.jpg

GWが終わる頃、お客様の小椋様が御前崎のクエ釣行の帰りにお土産としてウツボを持ってきてくれました。
クエ釣りの外道で釣れるウツボは同じ生息環境上、どうしても切ってもきれない関係です。以前、クエ料理会の時にウツボ談義で盛上り、それをシッカリ覚えててくださったのでした。本当にありがとうございます。
ウツボ料理において、高知ではウツボをタタキや鍋は聞いた事がありますが、今回はあえて違う料理法でチェレンジしてみました。

まずウツボ自身は、キレイな白身+プルンプルン皮ゼラチンの持ち主でその素材そのものは美味しいのですが、全身には(一部除き)皮に沿って約5cmぐらいの長い小骨が無数に走り、それがとても硬いのでこれをどう攻略しようか?というのが課題でした。ハモであれば骨切りすれば済むのですがウツボは硬すぎてたとえ骨切り出来たとしても口内で当たるとチクチク痛いのでそうはいかないのです。

私がウツボを調理するのは2回目ですが、初回は皮だけを剥ぎ→白身だけをすり身にして→裏ごしで小骨を全て取り除き、ハンペンにして→再び皮で包み→揚げ…と気の遠くなる作業でした。
ここまで手を加えれば十分に美味しく頂けますが、それは大変すぎて次に同じ事をしようとは思いませんでした。

なので今回はもっと効率の良い方法で、圧力鍋で小骨を柔らかくす事を思いつきました。そうすると予想通り柔らかくなりましたが、ただ圧力する時間に注意する必要があり、圧力時間が長いと骨も柔らかくなる反面、身が崩れ、逆に時間が短いと骨が堅いままになるので、適度な状態にするには多くの経験で学ぶしかないかなと思いました。身が崩れても、冷蔵庫に入れればキレイな煮コゴリになり、さらに一日寝かす事で味が整いより美味しくなるので、ウツボ料理の可能性がまた一つ増えました。

そんな骨々しいウツボですが、唯一、腹周りは骨が一切ないので、これは単品で揚物にしたらゼラチン皮とタンパク白身が味わえ、食感はモチモチして美味しく即完食でした。また頭や頬には筋肉がいっぱいついており、硬い箇所(歯顎骨・エラ周り、頭蓋骨など)を丁寧に取り除き(←かなり緻密な作業)、皮と肉だけにしたものを唐揚げにして食したらこれはこれは絶品でした。是非ご賞味あれ・・・

ヌタウナギを食す ~湘南産~

  • 2013/02/22 22:21
  • カテゴリー:日記

20170328110146.JPGファイル 163-3.jpgファイル 163-5.jpgファイル 163-6.jpgファイル 163-4.jpg

筆者(八鳥)はなぜか私は小さい頃から長い魚(ドジョウ、ウナギ、ナマズ、アナゴ、などなど)が好きで、先週の巨大ゲンゲことババちゃんの記事で心は満たされていたのですが、そんな長モノに新たな刺客が現れました。
それは「ヌタウナギ」です。

ヌタウナギとは…
学術的な細かい説明はここではしませんが……いや、ちょっとだけ説明しときましょう。
ヌタウナギについて補足説明をすると、図鑑などを見ると厳密的には「魚類でない」と書かれている場合もありますが、それはヌタウナギが魚類の定義(脊椎動物である事/鰓呼吸/鰭/鱗)を満たしていないからだそうです。
ただ「魚じゃない」という表現はあまりにも不自然で無理があるので「脊椎動物へ進化する前の原始的な魚類」でいいんじゃないかと私は思ってます。要はそれだけ原始的な魚であり、脊椎動物の起源を辿る上で重要なポジションである事は間違いありません。

…フィッシュナビ的(八鳥的)に分かりやすく言うと、ヌタウナギは骨格を持たない(=つまり驚くほど柔軟な体の持ち主)ので、本来脊椎のある生物にはない可動域をもっております(上記画像より)。
後でも述べますが、脊椎がないといっても実際に輪切りすると真ん中に半透明の芯が1本通っており、これが原始的な脊髄に該当するのであろう(茹でたマロニーのような感じです)。

さて、食に関してどうだろうか?
私が調べる限りでは、意外に食した人が多く韓国や北日本などでは食べる習慣があるようです。そして誰もが(味に関して)高評価を出しており、だんだんヌタウナギを食べてみたいという衝動に駆られたのでした。
幸運な事に、ウチの近くの港でヌタウナギ専門漁をやっている漁師がいて、そこでヌタウナギを売っているところがあります。正確にいうとアナゴ漁の外道で良く獲れるそうで韓国料理屋などでは人気がありそれなりに需要があるようです。

まずは2kg(約20本分)を購入。ヌタウナギは既にグッタリしていたので「こりゃ捌くのが楽だな」と思い台所に解放した瞬間、一斉に大暴れ生命力の強さにビックリ。興奮したヌタウナギからは大量のヌタを放出!手に、包丁に、まな板に、シンクに…ヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメヌメ攻撃で収集がつかない事態に。

さらに驚くべきは、その皮膚の頑丈さです。
皮膚はとても薄くて柔らかいのですが、まず手では破れませんし、鋭利な刃物でもそう簡単には貫く事ができません。これを身にまとう事で、万一深海の牙魚に咬まれる事があっても、致命傷にはならないのでしょう。

体からヌメヌメは出すわ…体が柔らかすぎるわ…、格闘技界でいうなら最高のヒールであり最高の柔術家であろう。
この原始的なフォルムこそ、実は完成形であり最強なのかもしれませんね。

捌くと…
ヌタウナギ1匹あたり約100gのウエイトがあります。それに対して頭・皮・内臓を取り除き、可食部だけの重さを計りました。そうしたら可食部はたったの30g(つまり=30%)、「歩留り率」の悪さには驚きましたが、苦労して得た身はやはり美味しかったです。
身を輪切りにすると芯には柔らかい(マロニーのような感じ)が通っているだけで骨という骨は全くない(上記画像より)。
先にも述べましたが、皮はとっても頑丈で、これは世間でもよく知られている「ウナギ皮財布」とはこのヌタウナギの皮が原料なのです(私も持っていますよ)。私もその皮を何かに使おうかなとも一瞬考えましたが、ヌメヌメ攻撃を受けた私にはそんな余裕はありませんでした。

料理はニンニク醤油で下味をつけてそのまま竜田揚げにしました。不快な匂いやクセもなくとても美味しいです。
食感に関しては、魚肉感は一切なく、肉でもない感じ。強いていうなら、ホルモンを食べている感じがすると言った方が適切かも。ただ軟骨やホルモンのようにゴム感はなく歯切れが良く(砂肝のような感じ)とても美味しかったです。

タナカゲンゲ(ゲンゲの仲間の最大種)  **山陰松葉ガニ漁の名脇役**

  • 2013/02/14 23:21
  • カテゴリー:日記

ファイル 162-1.jpg ファイル 162-2.jpg ファイル 162-3.jpg ファイル 162-4.jpg ファイル 162-5.jpg ファイル 162-6.jpg ファイル 162-7.jpg ファイル 162-8.jpg

もう2月中旬です。あと2か月もすれば春です。
私事ですが、昨年末に筆者(八鳥)家に家族が一人増え、鳥取に里帰りしていたカミさんも来週には子供と一緒に鎌倉に戻ってきます。この数か月間、独身気分でしたがそれもあと数日でおしまい。「親」として気合が入ります。

さて、2月14日はバレンタイン日です。「バレンタイン」と称して大きな発泡スチロール箱がフィッシュナビ宛に届きました。送り主はカミさんなのですが、開封するとビックリ!何と「タナカゲンゲ」でした。
以前、鳥取の魚屋で初めて出逢ったのですが、あまりの巨大さとマヌケなマスクに一目惚れ。この「タナカゲンゲ」はゲンゲの仲間では最大種に位置し、この画像のゲンゲでも90cmあります。
地元では「ババちゃん」という名で親しまれ、日本海側では冬の時期(カニ漁のカニ網に一緒に入ってしまう)によく獲れます。つまり、カニ漁の時期でないと獲れない “季節限定の魚” でもあります。

見かけは画像の通り、
キツネのような…、柴犬のような…、魚とは思えない顔立ち。このマヌケ顔を決定づけるのは、目の位置のせいか? それとも分厚い唇のせいか? まぁ神様も変なものを作ったな~と思ってしまいます。
しかし、このマヌケな見かけとは裏腹に、柔らかくプルンプルンした唇をめくると鋭い円錐状の歯が2列ズラッと並んでおり、手でこじ開けられない程の強靭なアゴの持ち主です。もしこんなのに噛まれたら悶絶しそうです。

あまりにもお腹がデップリしているので、子持ちかな?…と腹を開けたら卵らしいものは存在しなく、胃袋の中に何かゴツゴツして何か入っている(恐)。そのフォルムが “手のひら” のように見え、嫌な予感がする。
恐るおそる胃袋を切り開いて覗くと…、手のひら…サイズのヤナギガレイ3枚も入っていました。

早速下処理⇒解体⇒調理に入りました。身はとってもアッサリしており、美味しく食べられます。食感は水っぽいタラのようですね。見かけの通りキレイな白身なので、揚物や鍋にすると美味しかったです。

クエ料理会(お客様宅にて)

  • 2012/11/26 20:23
  • カテゴリー:日記

ファイル 154-2.jpgファイル 154-3.jpgファイル 154-4.jpgファイル 154-5.jpg20170321120632.jpg20170321121017.JPG

私の魚人生の中でも珍しく貴重な経験をしました。
お客様である小椋様より「釣ってきたクエ料理をつつきながら釣り談義でもしましょう」…とのお誘いでした。普段は何かしら「仕事」という武器をもってお伺いしているのですが、この日の私は丸腰です(汗)。しかも相手は鉄板ネタのクエを備えているという事で今回はいつもと違う緊張感があります。
お客さんの自宅にお邪魔すると、既にクエ料理は並んでおり、最高の状態を提供すべく相当手間暇をかけた事が伺えました。前菜としてクエの皮と胃袋の湯通し、クエ刺し、クエ鍋…最高の料理を目の前にまるで借りてきた猫のように戸惑いまくる私。「八鳥さんどうぞ遠慮なく召し上がってください」…と言われ、緊張を紛らわす為にシイタケをつつくと「野菜なんていつでも食べれるでしょ!さぁクエをどんどん食べてください。沢山ありますから…」と即ツッコミが入り私もタジタジ。数種類の薬味や調味料があり(それぞれに役割がありそうだけど)、どれに、何をつけて、どのように食べるのかが分からないので見よう見まねで一つづつ教えて貰いながら…、そんなご厚意に甘えながら楽しい宴は深夜にまで続きました。

私自身、クエ釣りもした事なければ、クエを食すのも初体験なので、ここで「クエ」を語るつもりはありませんが世間がクエをここまで幻の高級魚としたのも、クエ師をここまで虜にさせたのも、この味一つで全て説明がついてしまったのです。

思わず「また…」と言いたくなりそうですが、もうこんな貴重な機会はないかもしれませんね。私にとっても貴重で良い経験となり本当に楽しいひと時でした。

100匹組手(腰越港祭り)

  • 2012/09/30 21:34
  • カテゴリー:日記

ファイル 149-1.jpgファイル 149-2.jpgファイル 149-3.jpgファイル 149-4.jpgファイル 149-5.jpgファイル 149-6.jpg

さあ、かかってきなさい!・・・・というのは鮮サバ50本+カマス20本、諸々・・・これでたった¥500円也。そして別途差入れでメイタ20枚とメヒカリ20本他、合計100本の魚達が控えている。
でも筆者(八鳥)は全く問題ありません。どんな魚でも受入れます!魚のジャンルも問いません。多ければ多いほど嬉しいです。
今日は地元腰越で行われた“腰越港祭り”にて、規模は小さくても朝獲れの魚を囲み地元の人達はとても楽しそうです。魚を購入したらお祭り気分もそこそこ早々家路に・・・。台所に今日の成果を広げ、早速下処理(頭、エラ、内臓、血合い)といった大胆な内容を一気に進め、そして三枚におろして、アバラ骨を鋤いて、小骨を取って、だんだんと繊細な内容に・・・・ついに完了。半分はすぐに料理に、残り半分は脱気シーリングして冷凍庫へ、しばらくは魚に不自由する事はなさそうです。
今日はサバのバイキング・・、明日はサバ定食・・、明後日はサバ御膳・・、明々後日はサバ会・・、しばらくサバ料理が続きそうです(嬉)。

サーモン会(開高健記念会・アラスカフィッシングツアー)

  • 2012/09/11 21:33
  • カテゴリー:日記

ファイル 145-1.jpgファイル 145-2.jpgファイル 145-3.jpgファイル 145-4.jpg

お客様のアラスカフィッシングツアーから思い出が冷めやらぬ9月某日、恒例となりつつ記念会の皆さんとサーモン会を行いました。今回アラスカツアーに参加されたお客様を囲み、釣ったサーモン料理を酒の肴に、ツアー報告、皆さんの釣り自慢で盛上がりました。参加者は20名、半数は過去にアラスカに参加されたお客さん、そして半数はアラスカの関心があたり興味のある方、色褪せない思い出話に深けたり、アラスカの素晴らしさを話したり、その魅力を分かち合い、来年も行くぞ~と士気を高めてお開きとなりました(実際はそんなにうまくはいきませんが私の心の中では来年も現実になってほしいな~と願いつつ) 。
今年で5回目、開高健記念館のアラスカ(フィッシング)ツアーが無事に終了したと改めて実感しました。

今の世の中、全てが揃って不自由する事はないと思います。でもアラスカに行って感じるのはまず思う通りにうまく行かない事、不便な事もいっぱい出てきます。でもその不便さを受入れるとかえって気持ちを楽にさせてくれ、その環境に順応するのも案外心地よいものです。お客様からはこんな感想が(一部抜粋↓↓↓)・・・。

■「自分でも気付かなかった、本来人間が持っている本能や順応性を垣間見る事ができたのには驚いた」 
■「一年で10日間ぐらいは自然とガイドに全て身を任せるのもいいもんだなぁ~」
■「アラスカに行くと今まで悩んでいた事が何てチッポケなんだろう」
■「パソコンと携帯に無縁な生活も良いもんだな~」。

などなど・・・そのお客さんからの奥深い感想はとても印象的でした。お客さんが釣ってきたシルバーサーモンをお土産に頂き、翌日自宅で調理して食しました。素直に「美味しいかった」と言えば済む話ですが、筆者私(八鳥)の場合はそうはいきません。お客さんがアラスカに行くのも大変、釣るのも大変、持ち帰ると決心しそれを梱包する段取りも一苦労です。それが分かっているだけに目の前にあるサーモンブロックから長い道のりをしみじみ感じながら人とは違う想いで食させて頂きました。
9月に入るとアラスカは一気に気温が下がり紅葉は一瞬で過ぎ去りもう朝には霜が降りているとの事でした。10月になれば雪も降り本格的な長い冬になる事でしょう・・・・。

季節を2度味わえる芦ノ湖 2012年

  • 2012/06/30 21:48
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 134-1.jpg20170315134920.jpg20170315134931.jpgファイル 134-2.jpgファイル 134-3.jpgファイル 134-4.jpgファイル 134-5.jpg20170427190524.jpg

芦ノ湖歴ウン10年(本気で通い始めたのはここ10年)、シーズンに応じて人それぞれ相応の狙い方がありますが、筆者(八鳥)は春~初夏にかけての釣りがとっても好きです。
鎌倉の街が新緑が色づく頃、箱根芦ノ湖はまだまだ冬景色。サクラの淡いピンクは山間部を登って徐々に色づかせ、それを後追いする新緑とのコラボを毎週のように楽しむ事ができるからです。標高差による季節の移り変わりを、ここにいれば同時に楽しむ事ができます。
自宅から車で一時間で行ける芦ノ湖、往路は暗いうちに釣場に行くので何も見えませんが、帰りに下山する時に目に映る景色は全ての疲れを吹き飛ばしてくれます。たとえ釣れなくてもこの景色で癒されます。

でも今年はちょっと桜前線が遅れている感じがします。標高723mに位置する芦ノ湖周辺では4月中旬に咲く桜も5月のGWにやっと満開。本来ワカサギが産卵の為に接岸するはずなのにその気配が全くありません。
岸からのキャスティングで狙うのを主とする私からすればその良し悪しを決めるのは(マス達の餌となる)ワカサギの接岸が全て、しかし今年はワカサギの接岸がなくとても苦戦した年でありました。それゆえ釣れたマス1本1本がとても貴重なものになりました。
ちょっと洋風にしてみたり、塩こうじ漬けもチャレンジしてみたり、とても美味しく頂けました。

カワハギ・ベラ料理(鎌倉沖)

  • 2012/01/29 18:08
  • カテゴリー:日記

ファイル 125-1.jpgファイル 125-4.jpgファイル 125-5.jpgファイル 125-6.jpg

真冬の鎌倉沖、冬魚の代名詞であるカワハギと名脇役のベラたち、SWH福田さんの誘いを受け頑張って釣ってきました。数を数えたら、カワハギやベラ類が良く釣れましたが技量は圧倒的な差(誰が何匹釣ったかは聞かないでね)。
大きなカワハギは薄造りに肝和え、小さいのはミリン干しにして炙って酒の肴にしました。
「ベラ」は関東ではあまり食べる習慣がないとされておりますが、変に小細工せずに、頭と内蔵だけ取り除いて、鱗ごと小麦粉をまぶしてそのまま揚げると鱗もカラっと揚がり美味しく頂けました。
カワハギの刺身で3枚下しにしたときに余る背骨とヒレを干して、炙って熱燗に入れてヒレ酒として呑むとても美味しかったです。
(私は殆ど呑めないのでなめる程度ですが・・・)。

地元の磯料理屋(竹波)でも冬時期のカワハギ料理は不可欠、そんな竹波マスターにその話をしたら、「確かに美味しいと思う、でもね、カワハギのヒレ酒ではお客様からお金を頂く事ができないな~、やはりフグのヒレでないとね」・・・と却下されました。
やっぱ商品化はダメか・・・。カワハギを釣った方は一度お試しあれ。

秋のヒメマス(芦ノ湖)

  • 2011/10/03 18:07
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170427164302.jpg20170427164312.jpg20171113165855.JPG20170412104707.jpg20170412121717.jpg20170412104728.jpg20170412104735.jpg20171024102046.JPG20170412104742.jpg20170412104750.jpg

芦ノ湖付近の紅葉がピークを過ぎ、風が吹く度に落葉する様子はとても哀愁を感じます。その頃、産卵の為に流込みにヒメマスが寄ってきます。
この時期になると体に赤みを帯び、オスとメスの違いが顕著に表れます。特に雄(♂)は鼻が尖りセッパリになる(背中が盛上がる)のが特徴。夕飯のおかずとして3本だけキープし燻製にして食しました。ヒメマスの卵粒はマスの中でもとても美味で季節限定の食材、秋を感じる一品を堪能する事ができました。

地引網(片瀬海岸/西浜)

  • 2011/10/01 13:10
  • カテゴリー:日記

ファイル 231-1.jpgファイル 231-2.jpgファイル 231-3.jpgファイル 231-4.jpgファイル 231-5.jpgファイル 231-6.jpg

町内会で地引網を開催しました。
場所は江ノ島水族館裏(片瀬海岸の西浜)で料金は3回引いて10万円(2011年時点)。参加費500円×定員200名ですぐに満員になりました(地元にはこんなに魚好きが多かったのか…)。
まず網を船で沖合200mぐらいの位置まで運び、それを皆で引っ張ること×3セットします。

時期は9月中旬、網にはカンパチを筆頭に、フッコ、サバ、ウルメイワシ、イサキが入っており、この時期は水温が高い事もありイケガツオ、メッキ、イトヒキアジ、チョウチョウウオなどの南方魚も混じっておりました。
実際これらは2~3割程度で、殆どはヒイラギ、ゴンズイ、フグ、クラゲなどが大半を占め、害魚であるものは漁師たちが手際よく仕分けてくれます。クラゲや小さなカタクチイワシもかなり混じりますが、これらは砂まみれになり選別不可。波打ち際で網を洗うとその一面が鳥山になります。

今回は貧果でしたが、時期により青物(サバ・イナダ・アジ類)が大漁だったり、時には大きなスズキも混じりますので侮れません。もちろん費用対効果を期待するものではありませんが、経験としてはアリかもしれませんね。

PS 
最後の写真は大正時代(約100年前)の地引網の様子。さほど変わってませんね(笑)。

みちのく渓流釣行(岩手県内陸部)

  • 2011/09/20 18:04
  • カテゴリー:日記

20170427134626.jpg20170427140109.jpg20170427134634.jpg20170308132211.JPG20170427134648.jpg20170518102018.jpg20170308132200.JPG20170427140119.jpg

まだまだセミの鳴声と暑さの残る時期、SWH福田さんと恒例の渓流釣行(岩手県)に出掛けました。
その大自然の中に身をおき、釣り、料理、食(&ちょっと呑み)までの一連の流れを彩ってくれた渓魚達、今年も我々を楽しませてくれました。10月からは禁漁、ここ一帯はブナをはじめとした落葉樹が多く、これから山々は紅葉で燃えるような赤色で彩られる事でしょう。そして木は葉を落とし、魚達は産卵を迎え、動物達は冬の身支度をし、これからの長く厳しい冬を迎えようとしております。
毎年の事ですが、「あぁ、これで今年の夏が終わった」・・・と実感します。

何これ百景!(クロダイ総会) in 引地川(神奈川県藤沢市)

  • 2011/08/24 20:51
  • カテゴリー:日記

20170519103955.JPGファイル 106-1.jpgファイル 106-2.jpgファイル 106-3.jpg20170524115440.jpg20161227114429.jpg

ウチの近くにはいくつか川があり、その水際にボラが群れており体を横にしながら壁についた苔(コケ)を一生懸命に食べている。どこの川においても、これがいつもの光景でこれ以上の事もなければこれ以下の事もない…。

世間は夏真っ盛り、場所は引地川にて…。ボラ、ボラ、ボラ、ん?(一旦パスッ)、ボラ、ボラ、ん?、ん?、ボラ、おッ?、おっスズキ、おッ?、おッ?、おッ?、え?×10、×100、いやウン百、一面だらけ…「何じゃこりゃ~」、おぉぉぉ一面だらけ。

私を驚愕させた犯人(犯魚?)は「クロダイ」の大群だった。
まるでこの海域にいる大きなクロダイだけをここに寄せ集めたようで、この光景にはさすがに鳥肌が立った。
そんな真夏の炎天下には釣人はおろか人すらいない。でも大きなクロダイがここに群れているのは事実であった。
私一人の心に留めとくにはあまりにも荷が重過ぎたので、立会人として近所のショップ(ソルトウォーターハウス)の福田さんに電話して同じ光景を見てもらい同じ驚愕な気持ちになってもらいました。

ろくにクロダイを釣った事がない私が一晩にして「全国のチヌ王」になるのか?不謹慎ながらそんなヤラシイ事を考えてしまった。

今日に限っては、ウチの玄関に家宝として飾ってあるクロダイの魚拓が小さく見えた。
新たなクロダイへの浮気がバレたのかもしれない…、その目はどことなく淋しそうだった…。

画像を解説しますと・・・
撮影場所は神奈川県藤沢市の引地川河口、国道134号の橋~上流に向かって1つ目の橋までの間でした。
個体は全て40cm以上とみた。目測でも50台、いわゆる年なしも多く混じり時にはそれを凌ぐ化物も。群れの中にコイがいると思い徐々に近づくにつれて巨大クロダイと判明した時はさすがに鳥肌が立った(画像上段右)。頭が大きさも半端でない、顔の肉付きといい、唇が分厚さといい、間違いなくロクマル(60cm超級)の世界であろう。気持ち悪いほど大きい(欲しい)。

この現象は一週間ぐらい続いたのではないだろうか…で結果は?
ご安心ください!食い気なしにてクロダイの圧勝~!
釣れませんわね、そう簡単には…。ジャンジャン(おしまい)。

★イシナギ編(5/5) 遂に食す・・・

  • 2011/08/21 22:22
  • カテゴリー:日記

ファイル 105-1.jpgファイル 105-2.jpgファイル 105-3.jpgファイル 105-4.jpg

遂に憧れのイシナギを食します。
一見スズキとイメージしたものの、身質、食感、味、それは全くの別物でした。身を切る触感はとても柔らかいながらも、筋繊維がしっかりしており、日数が経ってもコリコリ感が劣る事はなく、また熱を加えても身崩れする事なく、プリプリ感(例えるなら、エビや鳥モモ肉のような)が味わえるので、どんな料理でもしっかりとした歯応えでした。
刺身、しゃぶしゃぶ、昆布〆、漬け、塩焼き、煮付け、揚げなど、…何にしてもパーフェクトな魚で、その中で私が感動したのは「昆布〆」でした。昆布を敷いて3日ほど寝かせた身は、昆布のうま味を吸い、かつ味わい深くなっておりました。一般的に魚身は時間が経つと柔らかくなるのですが、イシナギの身はこのコリコリ感を残したまま、味わいが深くなっていく…。ちょっと大袈裟な言い方かもしれませんが、究極の魚料理がここにあった。

私が知るイシナギは、肝臓にはビタミンAを多く含んでおり、その肝臓を食べるとビタミンA中毒(症状としては頭痛や吐き気、皮膚が剥がれる)になるので、1960年に食品衛生法で、肝臓の販売は禁止になった。イシナギに問わず、サメ、大型魚、老成魚などの肝臓はたくさん食べない方がいいですが、特にイシナギの肝臓には、魚類の中でもスバ抜けてビタミンAを多く含んでいる。

ここで補足しておきたいのは、「ビタミンA」とは、生きる為には絶対に必要で、成長、粘膜や皮膚再生、免疫力UPに欠かせない化合物であるということ。過剰摂取は先ほど述べた通りですが、逆に欠乏すると夜盲症(鳥目)になったりと、多くても少なくても体に良くないという事ですね。
よくビタミンAの欠乏による夜盲症の薬として、ヤツメウナギの乾物を食べると良いと言われており、これもイシナギ同様、ビタミンAを多量に含む魚であるからで(含有量はイシナギと比べると少ない)、もちろん頻繁に食べると中毒になる事は言うまでもない。

イシナギの「食」に関して、ほとんど知らない事ばかりで、魚人生を歩んでいる私にとって本当に良い経験をさせてもらいました。

★イシナギ編(4/5) 解体

  • 2011/08/16 17:11
  • カテゴリー:日記

ファイル 104-1.jpgファイル 104-2.jpgファイル 104-3.jpg20170308133750.JPG20170308133801.JPG20170308133814.JPG20170308133823.JPGファイル 104-4.jpgファイル 104-5.jpgファイル 104-6.jpg20170308133741.JPG20170308133849.JPG

ついに筆者(八鳥家)に待望のイシナギ(30kg級)がきました。
「心して食しますからな」と早速解体に取りかかります(流れは画像の通り)。
まずは「鋤引き」といって包丁を使ってウロコを削ぎ落す事から始めます。硬く鎧をまとったような鱗を剥ぐと白肌が露わになり、ちょっとセクシーです。

ただ丸ごとの巨体はこれで見納め。
しっかり目に焼き付け、その後は勢いよく解体を進め現実的な形にします。
背骨はまるで獣のように太く、各パーツの大きさも全て規格外!全てがビックリではありましたが、包丁の入れる箇所、進める手順は普段やっているスズキと同じでした(やっぱスズキの仲間なんだなと…)。

そんな解体も終盤に入り、まずはお世話になっている方へのお裾分用として「刺身用と昆布〆用」のサクを1セットづづご用意。その他、各料理の用途に応じカットしそれぞれ真空脱気シーラーして解体完了!
今日はこれでおしまい。これからのイシナギ料理が楽しみです(次項に続く…)。

★イシナギ編(3/5) 巨魚イシナギを地元へ搬送

  • 2011/08/14 19:32
  • カテゴリー:日記

ファイル 103-1.jpgファイル 103-2.jpg

依然イシナギは好調、でも・・。そんなイシナギ釣りにも複雑な事情がありそうだ。
まず、この釣りにおいて、釣った巨大イシナギの行方は、(1)各自で持ち帰るか、(2)大き過ぎて対処できない場合は船長に引取ってもらうかの2択になる。特に後者の場合、そのまま市場のセリに出すのですが、シーズン当初は浜値kg800円と高額取引されていたのが、もうkg200円を割っているとの事。「超」が付くほどの高級魚なのに、欲しがっている人が山ほどいるのに・・・・、それでも暴落しているのだ。

その理由は簡単、地域限定で爆発的に釣れ(漁でも獲れ)、その水揚げされるイシナギは全てヘビー級(30kg~100kg)、大波のように一気に押寄せたイシナギは、地元のバイヤーも捌き切れず、それぞれの受入先もパンクしているのであろう。それでも滞りを避ける為、最終手段として値段を下げてでも流さなければならないのが本音だと思うが、魚の価値を下げるのは人間の勝手な都合にすぎない。イシナギはまぎれもなく高級魚である、これもしっかり補足しておきたい。

イシナギについていろいろ調べるうちに、知れば知るほどこの魚に惚れてんでいく。そんな日々の会話のなりゆきからであろう・・「で、八鳥さん、いる?」とのお言葉、絶妙なタイミングで天からイシナギが舞い降りた感じがした。平野さんご自身、「ウチの家族もいっぱい堪能したし、あげる人にも全て渡した。価値のないものとして流通されるなら、欲がっている人(価値が分かる人)に渡ればイシナギも本望だろう、次に獲物が釣れたらの話だけどね」・・・・、そんな平野さんの言葉は、人に対しても、魚に対しても心意気を感じた。そうなると、まずは弊社近くで磯料理屋(竹波)を営むマスターにプレゼントするのが本命の1本、追加があれば私の分も・・・、「とにかく2本はノドから手が出るほど欲しい人がいますよ」と伝えこれで【釣り手】、【受け手】、【運び手】の気持ちが一つになった瞬間だった。
・・・全ては成りゆきに任せ、でもすべき時が来たらビシッと・・、7月も終わりになろうとした時、遂にその日が来た。

朝6時に1本目、7時に2本目のコールが入った。開始早々食ってきたとの事でまさに船上からの生電話であった。私もルンルン気分で勝浦へ車を走らす・・・。勝浦に到着すると、氷でキンキンに冷えた2本のイシナギがそこにあった(30kgと35kg)。「別にアベレージサイズだよ」といたってクールな態度が平野さんらしい、奥さんや子供も、横たわった巨大イシナギには全く見向きもせず横をタッタッタッ・・・と通り過ぎる。何ちゅう家庭や、きっとこの家庭では日常茶飯事で見慣れているのでしょう・・・。その場の雰因気に未練を残しながら、早々に2本のイシナギに車に積込み、立会人の釣主(平野さん)と共に帰路鎌倉へ。

到着すると竹波マスターが外で待っていてくれた。イシナギを見つめる嬉しそうなマスターの顔、私はそれで十分だった。数日後、メニュー板を見ると、定食・刺身・鉢物・煮魚・塩焼き・・・・、そのトップをイシナギで飾り、地元や観光客の胃袋を満たした事は言うまでもない。よかった、よかった、まずはミッション終了。

★イシナギ編(2/5) 嬉しいW祝い!

  • 2011/08/07 19:32
  • カテゴリー:日記

ファイル 102-1.jpgファイル 102-2.jpg

依然イシナギは好調なようです・・・・
平野さんと共にイシナギを追う若手ながらベテランアングラーの磯野先生(歯医者さん)、昨年バリ島で見事ファーストGTを釣るも、このイシナギ釣りに関しては苦戦されているご様子・・・。もちろん簡単に釣れる魚でないだけに、挫けそうな時もあったでしょう、もう嫌になった時もあるでしょう・・・・。漁場の豊かな外房の海ではありますが、時にはそんな夢見るアングラーの心をいとも簡単にヘシ折ってしまうのです。

大物ラッシュが続く中、今期こそが最大のチャンスであると、平野さんと共に気持ちを奮立たせ、その想いを全て餌イカに託し、ひたすらポイントに流す・・・、流す・・・・、そして流す。水深150mに潜む大きな黒い目は、投入されたイカをしっかり見ていたのでしょう、そんな磯野さんの竿を曲げたのは、何と“63kg”という巨大イシナギでした。15分程のファイトの末、水面に浮上した規格外の大きさに歓喜よりは唖然。磯野さんにとっても念願のファースト・イシナギ!でもサイズはその名に似つかない驚愕60kgオーバー!「写真や動画では伝わらない!八鳥君に実物を見せたかったと、お化けサイズだった」・・・平野さんがその時の様子を熱く語ってくれた。言うまでもなく、この水揚げ光景は勝浦港に訪れたギャラリー達を沸かせたであろう。

磯野さんは、この数日後には入籍という人生の節目を迎えるにあたり、その最高のお祝いに匹敵するプレゼントになった事でしょう・・・。ここまで重量級だと個人レベルではどうこうできないので、漁協に贈呈されたそうです。

磯野さん自らハードルを高くしてしまった・・・(笑)。これを越すのは難しいですよ~。いや、もしかしたらこの勢いで更新してしまうかも(恐)。「W」でおめでとうございます。

★イシナギ編(1/5) オヤジの背中に映ったものは

  • 2011/08/04 20:13
  • カテゴリー:日記

ファイル 101-1.jpgファイル 101-2.jpgファイル 101-3.jpgファイル 101-4.jpg

いきなりですが、これが巷を騒がせている?“イシナギ”です。
千葉県勝浦に住む大先輩の竿師MOON平野さんが釣り上げたものです。
ちょっと解説すると、ここでいうイシナギは俗に「オオクチイシナギ」のことを言い、スズキ科の魚では最大かと思われます(クエなどはハタ科なので・・・)。普段は水深400mもの深海に生息しておりますが、初夏~夏にかけて産卵の為に浅場(水深150mほど)へ移動するので、この間が釣りの好ターゲットとなります。アベレージでも30kgと驚きですが、釣師が目標に掲げているのは全長2m(100kg)オーバーとまさに畳サイズ!イシナギはイカが大好物なので、まずは活イカを確保すべくイカ釣りから始め、そこから本命のイシナギに展開していきます。泳がせ用のヘビータックルを用い、狙う獲物が大物だけに、むしろ釣れない方が正しいといっても過言でないほど一発大物狙いの世界であります。
「食」においても超高級魚で味は絶品!まさに季節魚でありながら狙って釣れる(獲れる)魚でないので市場にはほとんど出回る事がありません。イシナギの名前は知っていても、その素顔や生態はまだまだ謎な魚でありました。

そんなイシナギを愛して止まない平野さんから、その過熱ぶりは普段から聞いておりましたが、どうやら今年は特別なようだ。1回の出船でトータル10本ぐらい釣上げられているそうで、多い人だと1人で数本、中には今期通算で10本以上釣っている人もいるとか。驚くべき事は、釣れるサイズも半端なくつい最近、勝浦で100kgオーバーが釣り上げられ、50kgオーバーは数知れず・・・・と言っている事がケタ外れ。釣り船が帰港しイシナギの水揚げが始まると周囲のギャラリー達が集まるほどで、過去にさかのぼってもここまで釣れた事はないそうだ。

その大物釣りを実現する為、調整や段取り、身を削って、気を振り絞って・・・・・、日々費やしてきた努力と、その努力を支える精神力は相当なものであったと思います。そのプレッシャーの中で獲ったイシナギは紛れもなく貴重な1本になった事でしょう(平均サイズだけどねと冷静でしたが)。平野Jr.と比較してもかなり大きい事が分かりますが、平野親父が苦労して取った獲物、そんなオヤジの背中に映ったものを感じ取ったに違いないでしょうね(たぶん)。こういう風景が今の時代に足りない「食育」の一つなのかもしれません。
とにかく相手は巨魚なので、仲間に近所に親戚に・・・おすそ分けされたそうです。そりゃ~当然ですわね(大きいですから)。
釣師しか味わえない特典がここにある事を改めて教わりました。

野生化した綺麗なニジマスたち(芦ノ湖)

  • 2011/07/07 19:41
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 244-1.jpgファイル 244-2.jpg20161117123522.jpgファイル 244-5.jpg20171024102503.JPG20171020163730.jpg20170307185721.JPG20161115132448.jpgファイル 244-3.jpgファイル 244-4.jpg

芦ノ湖のニジマスは成魚放流が主で、サイズは25cm~40cmクラスが多く時には60~70cmぐらいの大型魚も放流される場合もあります。ただ放流から間もない個体は、いずれもヒレが削れて丸くなっているのが特徴です(狭い生簀など、マスの密度が濃い飼育環境下だとヒレが擦れてしまう)。

しかし、中には稚魚からワカサギを飽食し野生化した個体、放流モノが長年生きて野生化する個体もおり、それらは筋肉質でとても美しい魚体をしております。ヒレピン(ヒレがキレイに整い尖った)ニジマスは野生化の証(←本来はこれが通常なのですが…)、身も引きしまって上質です。サイズが良いものは刺身などにしたり、そこからオリーブオイルと塩レモンなどの柑橘類をふりかけると身の甘さと旨みが一層引き立ってとても美味しいです。基本的にはオールマイティーな魚なので何にしても美味しく頂けます。

芦ノ湖の釣り(水温の推移) 

  • 2011/06/30 20:47
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 97-1.jpgファイル 97-2.jpgファイル 97-3.jpgファイル 97-5.jpgファイル 97-6.jpg20170912115049.jpg20170518180046.jpg20170518180101.jpg

芦ノ湖は標高723mに位置し、季節の流れは都心よりも2~3週間ほど遅れております。
都心では3月末~4月上旬に咲く桜も、芦ノ湖周辺では4月中順~GW前ぐらいに開花し、新緑もGWぐらいからやっと色づいてきます。
標高に比例して桜も追うよう開花するので、この時期に通い続けると2度も3度もお花見と新緑を楽しむ事ができます。これは釣果とは直接関係しませんが、そのような自然の変化を何度も楽しめるのが、“山上湖マス釣り” の魅力かもしれません。
そんな楽しいシーズンもさすがに緑が濃くなる5月中旬を過ぎると、湖面や浅場が高水温域になり水温躍層(※)ができ、マスたちは沖の深場へ移動していきます。その為、岸から狙うにはあまりにも厳しい状況になり、私がやっている岸からのマス釣りが終了となります。

※)水温躍層とは比重の低い温かい水は上層に、比重の重い冷たい水は下層にキッチリ分かれる事。

シーズン終盤になると上記理由で魚が岸に寄らなくなり、最終的には全く釣れなくなります。
色々な未練を残し芦ノ湖釣りの必需品である寝袋やコンロを車から片付ける時が一番淋しいです。そんな空っぽになった車内を見て、あぁ~本当にシーズンが終了したんだなと気持ちに区切りがつきます。

開高健記念館(茅ヶ崎)へご案内

  • 2011/06/26 16:40
  • カテゴリー:日記

ファイル 96-1.jpgファイル 96-2.jpgファイル 96-3.jpgファイル 96-4.jpg20171020130323.jpg20171020130307.jpg

普段から本当にお世話になっているお二方、大先輩の釣竿工房月(平野さん)&大物釣師(高村さん)が泊まりがけで遊びに来てくれました。弊社から車で10分程のところに“開高健記念館”があるのですが、ここに行ってみたいとの事で話がふくらみこの日に至りました。私自身、開高記念館にはアラスカツアーの打合せ以外で訪問するのは、本当に、本当に久しぶりなので、違う視点からのアプローチでちょっとワクワクドキドキ。

もし私が開高健さんの「オーパ」に出会わなければ、弊社フィッシュナビというのは存在しなかった・・・と言っても過言ではありません。開高さんが亡ったのは23年前(平成元年/1989年)、当時私はまだ小学生で、私が開高さんの存在を知ったのはモンゴルのタイメン(イトウ)釣りをテレビで見た事でした。もちろん作家として、本として、またサントリーの広報部だったのでコマーシャルのキャッチコピーや、ご自身も出演されたウイスキーのCM、その時代を知っている方にとっては、懐かしさも込上げ、私なんかよりも、もっと深く感銘を受けた事でしょう・・・。
その時代には存在しなかった「GTフィッシング」をもし開高先生が体験されたなら、どんな言葉で料理していたのでしょう・・・そんな話しを良くします。

★開高健記念館 http://kaiko.jp/kinenkan/
 ■所在地:神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-6-64 TEL&FAX(0467)87-0567
 ■開館日:毎週、金・土・日の3日間と祝祭日。※年末年始、臨時休館あり、
 ■開館時間:10時~18時 (11~3月は~午後17時)
 ■入場料:無料

開高さんは1974(昭和49)年に、東京杉並から茅ヶ崎市東海岸南のこの地に移り、1989(平成元)年になくなられるまでここを拠点に活動を展開されました。なお、夫人の牧羊子さんが亡くなられて、遺産継承者である夫人の妹の馬越君子さんが土地建物を茅ヶ崎市に寄贈され開高健記念館の管理を茅ヶ崎市が、また、展示および運営については当開高健記念会が茅ヶ崎市から受託して、現在に至っております。

芦ノ湖のルアー釣り(ワカサギの接岸)

  • 2011/06/23 15:03
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 245-2.jpg20170518102025.jpgファイル 245-3.jpgファイル 245-4.jpgファイル 245-5.jpgファイル 245-6.jpg

芦ノ湖のトラウトフィッシングにおいて「岸釣りピーク時期は?」と聞かれたら私はこう答えます。
それはズバリ、春のワカサギ接岸がピークになる頃です。
岸辺にワカサギがいっぱい泳いでいるのを目視できればいいですが、必ずしもその限りではありません。
そのような場合は、ボートの状況も併せて確認してみます。ワカサギの接岸数の増加するとボートよりも岸側での釣果が目立つので、これも一つの指標にするといいでしょう。
実際、この時にボート釣師の方に魚探でチェックしてもらうと、沖で確認できるワカサギの群れは日々どんどん減っているそうで、これはワカサギが岸側に推移している(マスもそれを追っている)事が裏付けられます。

またトラウトは偏食傾向がありますので、このワカサギの接岸時期におけるルアーの選択は、やはり「ワカサギ」に限定されます。表層を横泳ぎにフラフラ~とさせたり、逃げ惑う様子を演出したり、瀕死のワカサギを演出するために何かしら工夫する必要がありますが、そうするとマスの反応は格段と良くなります。
更に最近のルアーの中には、三日月型に湾曲している左右非対称型のミノーも開発され、竿先をチョンチョンするだけで瀕死のワカサギを演出してくれる優れモノもあります。
ただルアーに関しては、どれが良い悪いを無理に決めつける必要はなく、ワカサギの様子やその時その時期の状況に応じていれば、あとは皆さんの使い慣れたルアー(状況に応じたルアー操作と演出ができれば)で良いのではないかと思います。

特に岸からのキャスティングの場合、場所や攻め方が限定されているので、各々の持論や技量度云々を語るよりも、良い状況の時にその場に居るか否かが最大の肝になると思います。

【芦ノ湖】 岸釣シーズン終わりのブラウントラウト釣り

  • 2011/06/18 18:03
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 246-1.jpg20170404104939.jpg20171130111641.jpg20171130110244.jpg20171030134400.jpg20171030134700.jpg

芦ノ湖にシーズン中に通っていると同じ場所でウロウロする居付きのブラウンを何度も目にします。
芦ノ湖には “回遊性のブラウン” もいれば、その場に留まる定住性の “居付きブラウン” もいるようです。
以前のブログでは前者の記事を書きましたが、今回は後者の方について書きたいと思います。

岸からトラウトを狙うベストな時期は、ワカサギが産卵で接岸している時期です。この時は普段お目にかかれない野生化したトラウトもワカサギを追って接岸してくるからです。
ただ野生化したブラウントラウト達はとても賢く、私(釣人)の存在なんて完全に無視!
それを狙おうなら、釣糸が水面に触れた波紋だけで警戒心を持ち、切り札である活ワカサギを目の前に泳がせても、もしその泳ぎに違和感があろうなら完全に見極められてしまいます。
それもそのはず。マス達の周りには餌が豊富にあるので、敢えて疑惑持ちの危険な餌に食いつく必要もないのでしょう。いつも同じブラウン達がウロウロしているのを目にし、見る度に太ってきているのが分かります。いつかきっと…と思う日々でした。
勿論、この場には私以外に多くの釣人が訪れますが、上記理由でなかなか釣れてくれません。

それから1か月が経った6月下旬、ワカサギは産卵が終えワカサギの群れは湖から姿を消しておりました。流石にもう遅すぎたかな~と思いましたが、早朝に空腹状態のそのブラウン達が浅場で餌を探しに来ておりそのブラウンの形相は必死そのもの(泳ぎながら眼球がキョロキョロ動いて餌を探している様子が分かる)、そのまま御用となりました。あんなにも難しかったブラウン釣りでしたが、最後は本当にあっ気なかったです。

マス達にとって大好物なワカサギですが、年魚であるワカサギは産卵を終えると死んでしまい(一時的に)芦ノ湖からワカサギが姿を消す時があります。そのような時はマス達にとって空腹状態が続き、イライラ気味なように伺えます。
テクニックや難易度、技量云々というより、湖のサイクルを理解しながらの釣りでした。

記録ではなく記憶に残る極太サクラマス in芦ノ湖

  • 2011/05/23 13:23
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 250-1.jpgファイル 250-2.jpgファイル 250-3.jpg20171013113440.jpg20170518164159.jpg20171013125229.jpg20171012105201.jpgファイル 250-6.jpg20170925155826.jpg20170518180123.jpg

鎌倉では桑の実が色づく頃…、箱根では山頂まで緑に染まる頃…、私の芦ノ湖フィッシングが終盤を迎えます。
ちょうどこの頃、芦ノ湖ではワカサギ接岸ピークが過ぎた頃で、産卵を終えたワカサギ達は生涯を終え、あと1週間もすれば湖から消滅します。
また水温においても、15℃から20℃へ向けて上昇する時期でトラウトの適水温を超えてしまいます。暑さを嫌うトラウト達はどんどん深場へ移動してしまい、岸からトラウトを狙うのが難しくなるのです。

ただ、この時期のマス達はワカサギをいっぱい食べて体を太らしており、その味は格別の一言に尽きます。
この時期のマスの旨さに取りつかれ、毎年この時期に芦ノ湖に通うようになりました。釣れるサクラマスの体格はそれぞれ個体差がありますが、今まで釣った中でもダントツ太っている個体でした。一体このマスの体脂肪率は何%なんだろう?まるでイタマスのような体高です。

記録(きろく)ではなく、記憶(きおく)に残るサクラマス、貴重で美味しいお土産になりました。

★下処理★
キープするからには素早く〆てあげるのが鉄則で、かつ美味しく食べるためには早急に下処理をしてあげる事が不可欠です(現場処理が理想です)。
下処理には色々な方法がありますが、私の場合、まずエラ・内臓・血合いを取除き、背骨とアバラ骨に沿って血管が走っているので、指の腹でやさしく押して可能な限り血抜きをしてあげます。最後に全体をキレイに洗って、タオルで水気を十分に拭き取り(腹の中にキッチンペーパーを詰めておくと尚良し)、魚体や身に水分が触れぬよう最大限の努力をしてあげます。後は魚体をビニールに入れてキンキンに冷えたクーラーボックスに投入すれば完璧です。
これをするか?しないか?で保存できる日数に大きな差がでます。

半身は刺身に(極上トロでした)、半身はオーブンで焼きにて美味しく頂きました(220℃/20分)。

大ニジマス VS 私 (判定!薄皮一枚で釣人の勝ち) in 芦ノ湖

  • 2011/04/28 17:22
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 235-1.jpgファイル 235-2.jpg

長年、芦ノ湖で釣をやっているといろいろな事が起きます。
掛った魚において、何をやってもキャッチできる時もあれば、何をやってもキャッチできない時もあります。
…で今日は珍しく前者でした。
薄皮一枚で取れたニジマス、マス皮膚って意外と丈夫なのですね。ニジマスにとっては不幸かもしれませんが、こればかしは致し方ありません。
取る側も、取られる側も 必死です。

築地市場をガイド案内しました。

  • 2011/02/25 18:52
  • カテゴリー:日記

ファイル 76-1.jpgファイル 76-2.jpgファイル 76-3.jpgファイル 76-4.jpgファイル 76-5.jpgファイル 76-6.jpg

弊社のパラオフィッシングツアーでご利用頂いたお客様はご存知だと思いますがパラオのスタッフガイドであるKB(ケービー)でございます。
私の兄がいる現地法人(プレジャーアイランド)はトローリングから、オプショナルツアーまで何でもこなす頼もしい存在です。特にマーリンのトローリングに関してはパラオNo1と言っても大袈裟ではないと思っております。
そんな兄もKBやパラオ関係者を連れて久々の一時帰国。どうもKBが「築地に行ってみたい」と言っているのでガイドを宜しく頼むよ~と兄からお願いを受けましたのでKBを築地市場へ場内外をガイドしてまいりました。私もKBとは2年ぶりの再会です楽しみです。

魚影の濃さは世界でもトップクラスのパラオ、いわば日本の築地のようなものですね。美味しいとされる魚は日本もパラオも同じ。ハタ、スナッパー、トレバリー、マグロ…。もともとナイフ1本で全てをこなせてしまう彼らではありますが、キレイに捌くにはやはり限度があり苦労している様子、その悩みはずっと聞いておりました。

…という事でまずはそんな悩めるKBと包丁屋へ。
店に入ると包丁がズラ~り。対象魚・用途・行程によりそのバリエーションの豊富さには釘付け。それら道具のこだわりがKBの目には新鮮に見えたかもしれません(包丁職人さんと記念撮影)。包丁(ネーム彫)、砥石、ウロコ取り、骨抜をプレゼントしました。
これら道具を駆使すれば、よりキレイに解体できますし、何よりもお客様により良いサービスをご提供できる事でしょう。

ここはベタだからパスかな…と素通りしようとしたのは衣服屋さん、横を振り向くとKBの目がキラキラしながら釘づけしているではありませんか!やはり異国の人から見る「漢字」は魅力あるようです。お約束の「築地Tシャツ」を即購入してました。現地パラオで築Tシャツを着ている人を見かけたらそれはきっとKBです。

梱包も済み、ミッション終了。
夜のデルタ便で帰路パラオへ発ちました。KBさんお疲れ様でした。

初春 相模湾の幸

  • 2011/02/18 20:00
  • カテゴリー:日記

ファイル 69-1.jpgファイル 69-2.jpgファイル 69-3.jpgファイル 69-4.jpg

最近うすうす気づいていたけれど、ちょっと体重が増えた気がする。今年は絶対に痩せねば・・・と心に誓った。
その前に立ちはばかる相手はいつも手強い。アマダイ、イトヨリ、アカボラ、トラギス、サバ、カレイ・・・、竜宮城にも出てきそうな強豪メンバー達、しかも新鮮!むむ・・・悩むところ(←全然悩んでいない)。やっぱ来月から努力するとしよっ。ちょっちょいと、昆布蒸し、天ぷら、塩焼きにしてみました。
SHW福田さんからの差し入です(平塚沖でかなり大漁だったようです)。ありがとうございました。

戻りカツオ!極上脂肪率

  • 2010/12/25 20:18
  • カテゴリー:日記

ファイル 60-1.jpgファイル 60-3.jpg

凄いカツオの切身を発見、1/4切で700円台でカツオ単価としては決して安い値段ではないけれど、この脂のノリは尋常でありません。迷う事なく腹側部と背側部を購入しました。その晩、家の台所に立って早速包丁を入れると感動(画像の通り)、良い仕事をしております。

山の幸 in みちのく(岩手県内陸)

  • 2010/09/20 21:19
  • カテゴリー:日記

ファイル 47-1.jpgファイル 47-2.jpgファイル 47-3.jpgファイル 47-4.jpgファイル 47-5.jpgファイル 47-6.jpg

かねてからの計画でSWH福田さんと岩手内陸の渓流へ。20年間お忍びで通っているというポイントを案内してくれました。私自身、ここ岩手で竿を振るのはもう11年ぶり。母校(北里大学水産学部)が三陸なだけに今回の釣行が「岩手」である事に特別深い意味がありました。そんな思い出に浸りながら入山、もう来月からは禁漁になるので今回が今年最後の渓流釣り、その思いは渓流ファンの誰もが同じで、我こそはと早朝5時にもかかわらず既に何組か入っておりました。人が入ってなさそうな場所を探し釣り開始。終始小ヤマメ(リリースサイズ)の猛攻に絶えながらも、丹念に淵を攻めながら2人で上流へと移動する。なんとか良型のヤマメ・イワナを食料分として確保、塩焼きに骨酒、山の幸を堪能でき大自然に感謝です。この場所もあと3ヶ月もすればここは豪雪地帯、県内でも特に極寒の地であります。また来年ですね。

カジキ釣行(相模湾) ~今季ラスト釣行~

  • 2010/09/12 21:28
  • カテゴリー:日記

ファイル 48-1.jpgファイル 48-2.jpg20170321120949.jpg20161114123646.jpg

恒例となりつつあるカジキ釣行、今日もSWHお客様艇に乗せてもらいました。相模湾のカジキシーズンはもう終盤に(どんどん北上しつつ状況である)おそらく今日が今シーズン最後になりそう。でっかい想いを乗せていざ出港。沖にでると波が強く船が左右に大きく揺られながら5個のルアーを流しカジキがかかるのをひたすら待つ。燦々とした太陽の下、焼けた肌に涼しい風が体を冷やして心地よい・・・・、そんな爽快感に浸っていると、突如センターリガーが「バシッ」と外れ、ジジッ、ジジジッ・・・・・!ついにカジキが食ってきた。張り詰めたラインの先にはカジキがいるのか?船上は緊迫感に覆われる。その時、フッとラインがたるむ・・・・嫌な予感はその通りに、外れたらしい。ルアーを回収すると極太リーダーはギザギザに、おそらくカジキのビルでルアーを叩いた時にできたのでしょう。間違いなくこの周辺にカジキはいる、仕切り直しにルアーを流すも残念ながらノーフィッシュで終了。来シーズンこそはですね。今シーズン本当にお疲れ様でした、そして本当にありがとございました。

カジキ釣行(相模湾) ~本気モード~

  • 2010/09/06 20:05
  • カテゴリー:日記

20170915150751.jpgファイル 46-1.jpg20161114123608.jpg

先週金曜日にSWH福田さんより「八鳥さん日曜日出ますよ」とのお誘い(←当然ながら二つ返事でOK)。

私としても海に出るのはほぼ1ヶ月ぶり、SWHお客様艇に乗船させてもらいました。
前回は大会だったのでポイント制を考慮し50lbクラスのタックルでしたが、今回はヘビー級で80~130lbクラス!それは重量感あふれ、セッティングするだけでも一苦労、今日は(も)獲ったるで~という只ならぬ本気モードがビリビリ伝わってくる。

5:00AMに湘南サニーサイドマリーナを出港、日の出を見ながら大島東側に船を走らせ、ポイントに到着するといざ開始!バブルの消え目で5つのルアーが、左右に振ったり、上下潜ったり、スプラッシュしたり、それぞれが良い演出してる…。いつ掛かってもおかしくないと思いつつ、飛び交う無線の内容はヒットコールではない、ナブラも鳥山もなし、決定的な情報がないままどの艇も模索しているようです。潮目か?温水域か?経験や勘を駆使して丹念に探るも惜しくもフィッシングストップ。

次回こそはきっと…ですね。毎度の事、この場に立たせてもらい本当によい勉強になり感謝です。この度も本当にお疲れ様でした。

ジンベイザメ現る in 湘南(辻堂)海岸

  • 2010/08/12 20:25
  • カテゴリー:日記

ファイル 44-1.jpg

お盆休みですね。弊社フィッシュナビは通常営業ですので、ごく普段通りの日々を過ごしております。でも観光地である江ノ島周辺だけに周りを見ると「あぁ~世間はお休みなんだな」と実感できます。周辺のお店にも勢いがあります。でも今日はあいにく台風の影響で海山は大荒れ、特にこの日からオフショアを楽しみにされていた方たちは、残念ながら見合わせざる得ない状況(悔)。でも週末には海況が良くなるそうなので、挽回できるといいですね。ご出港される皆さん、安全と大漁を心より願っております。
この前の土曜日(8/7)、目の前の海で「ジンベイサメ」が地引網にかかりました(湘南・辻堂)。大きさは何と5mぐらい!みんなで美味しく食べたそうです(←もとい!ちゃんと沖に逃がしたそうです)。テレビのニュース、ラジオでもやっておりましたが、あの水玉模様の巨体を実物で見てみたかった!YOUTUBEでも出てました(↓)。
http://www.youtube.com/watch?v=p4cVBiKOJYM&feature=player_embedded

カジキ釣行(相模湾) ~バートラムCUP(カジキ釣り大会)~

  • 2010/08/08 20:33
  • カテゴリー:日記

ファイル 43-3.jpgファイル 43-4.jpg20170502190138.jpg20161114124543.jpg

関東エリアもカジキ・シーズン真っ最中。今日はバートラムCUP(カジキ釣り大会)に参加されるSWH福田さんのお客様艇に乗せてもらいました。カジキ釣りは1年ぶり、昨年は目の前で大きなクロカジキのヒット&ジャンプを目の前で見てしまっただけに(キャッチには至りませんでしたが)、この1年間は「カジキ」という言葉に対して敏感でございます、当然ながら前日の晩はドキドキで全く眠れるはずもありません(遠足の前日は眠れないタイプでして)。オーナーさんは前日から自艇でお泊まりの様子、当日は朝5時に湘南サニーサイドを出港、いざカジキ釣り大会に参戦です。ポイントは伊豆大島沖にあるウドネへ、その途中、城ヶ島沖(沖の山)にて鳥山を発見・・・、小さなボイルを横目に走っていると、その前方にひときわ大な波紋とうねりが・・・姿を見ると50kgはあろうかと思われる「クロマグロ」ではありませんか!ここ最近、クロマグロがこの海域に入り込んでいるウワサは耳に入っておりましたが、本当におりました。・・・ルアーを投げ入れたい!ところですが、あくまでもカジキ釣り大会がメインなので、未練を残しながら、大島沖へ船を走らす・・・。ポイントに到着後、潮目にルアーを流すもノーバイト、飛び交う無線の情報をもとに、最後は更に沖にあるヒョウタンを目指す事に。その周囲には30艇ほどの船がルアーを流しておりました。時合にさしかかり、ヒットコールが相次ぐ中、「次はこっちに来い!」・・・・と願いつつも、残念ながらノーフィッシュで大会を終了、この日は全体で7本ぐらい上がったそうです。大会本当にお疲れ様でした。

追伸
他船で釣ったカジキの切り身をお裾分け頂きありがとうございました。早速タタキにして柚子胡椒で美味しく頂きました。

人生初 60cm超えのブラックバス in 芦ノ湖

  • 2010/06/29 05:30
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170602171254.jpgファイル 36-2.jpg

今週から梅雨に入りました。
コイやフナのハタキ(産卵)が終わった平穏な芦ノ湖…。
今日は朝から雨天ながらも無風で湖面は非常に穏やか、常連達はマス釣りではなくヘラ(ヘラブナ釣り)を楽しんでいるご様子…。その「趣」が備わってない私からするとちょっと仲間外れ感がありますが、今日は一人でフカセのムーチングをする事にしました。
この手の釣は、まずライブベイト(活餌)の確保から始まります。
ここ芦ノ湖においては、ライブベイトとしてオイカワなどの小物釣りから始まり、それを使って大物釣りへと展開していきます。これぞ食物連鎖の釣り…果たしてどんな魚が掛るだろうか?とても楽しみです。

早速、一流し目ですぐに反応がでました!
弛んだラインが一気にピンと張り詰め、手持ちの竿に “ググ” っと強い感触が伝わり、アワせをしてみるとシッカリ重みが乗り「おっ何か掛かった」と気持ちが弾むも、竿は大きな弧を描いたままピクリとも動かないので「こりゃ根掛ったかな~」と苦笑い。
傍から見ると竿が曲がっているので、それが魚なのか…? 地球なのか…? その疑似ファイトの様子は周囲の観光客たちにとって格好の標的となり、それを一目見ようと観光客がジワジワ近づいてきます…。
私は「根掛りですぅ~」と手を大きく振ったり、手でバツをしたりして、何にも掛ってない事を必死にアピールして見物客を散らします。これぞ箱根芦ノ湖の岸釣り!観光地ならではの釣りです。

観光客が散ったので、気を取り直して、渋々ラインを手繰ると…、
ズズッ…ズルッ…と鈍くライン出ていくので、やはり何か魚が掛っている様子。その時、ラインの延長上の沖で豪快なエラ洗いをしたのを見て “巨大ブラックバス” と判明!ここで初めて事の重大さに気づきました。

その後が大変!エライこっちゃです。
豪快なエラ荒いを繰り返すわ…、水草の群生に突っ込むわ…、枝に絡むわ…、桟橋に逃げるわ…、ラインを巻いては出しての攻防を繰返します。流石に長生きしているだけあって逃げる術も熟知しており、最後の最後まで巨大バスの名に相応しい抵抗を見せてくれました。
最終的には、バスを釣っているのか? 水草を釣っているのか? これでもかと言わんばかりに絡みついた枝や水草を一つづつ丁寧に取除き、やっと露わになった巨大ブラックバスの魚体。メジャーを取り出したのは何年ぶりだろう…(普段使う機会のない)キレイなメジャーで計測すると釣人生初の60cm超のブラックバスでした。撮影後、速やかにお帰り頂きました。

鍛冶屋殺し(イサキ)/魚の旬とは? 

  • 2010/06/27 00:07
  • カテゴリー:日記

20170321155013.jpgファイル 39-1.jpg

「鍛冶屋殺し」…ご存知の方もいらっしゃる思いますが、これは「イサキ」の事を言います。何せ骨が硬く捌くたびに包丁が欠けて研ぎなおすのに鍛冶屋が苦労する事の例えなのか?本当に硬い骨が刺さって死んでしまったか?は定かでありませんが、それだけイサキは硬い骨の持ち主であります。
それだけに苦労して捌いた暁には最高のご褒美が…「なぜイサキはこんなに旨いのだろうか」と噛みしめる度に思ってしまいます。
今が旬のイサキは、刺身、焼き、煮付け…何にしても否の打ち所がないぐらいパーフェクトな魚であります。特に松葉造り(皮をつけたままの湯通し氷〆したもの)に塩をつけて食べるとコリコリ感と甘旨みを同時に味わえます。この時期に良型のイサキが釣れたら(売ってたら)是非食べてみてください。

そもそも魚の旬について、イサキなどの大衆魚は魚屋に行けばいつでも買えますが、それぞれの魚には美味しい時期(旬)があります。何をもって旬とするかは「釣り対象」と「食対象」では多少違う点もあると思いますが、食に関して言えば、産卵期は身が痩せてしまうので、産卵の逆のシーズン(産卵から半年~数ヶ月前まで)に脂がノッていて美味しいというのがセオリーです。もし旬を聞かれた場合、私もそれを基本に話をしております。
ただ、このイサキに関しては例外!春~初夏が産卵期なのにこの時期にとても脂がノリ美味しいのです。この魚だけは私の理屈を覆す魚であり私自身も経験から学びました。

大ナマズ(芦ノ湖産) トラウトシーズンの終わりの告げるモエビとナマズ

  • 2010/06/04 18:28
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 234-1.jpgファイル 234-2.jpgファイル 234-3.jpg20171018104841.jpgファイル 234-4.jpg20171018104828.jpg20171018145916.jpg20171019130328.jpg20170518180157.jpg20170518180108.jpg

箱根山間部が青々しもう初夏の陽気。ワカサギの接岸が終わり、ワカサギの唐揚げにモエビが混ざると、いよいよ(私がやっている)芦ノ湖のトラウトシーズンが終わりになります。
それは水温が15℃を超え20℃近くになるとモエビが大発生、湖岸で身を潜めていたチチブ(ハゼ)も姿を見せ、浅場ではコイの姿も目立つようになります。
もともと高水温を嫌うトラウト達は深場に逃げてしまうので、岸からのマス釣りはこれで一旦終了します。

そんなシーズン最後に竿を曲げたのは60センチはありそうな見事な大ナマズでした。
一旦針に掛ると、全身を使って渾身の力で大暴れするのがナマズの特徴。そんなナマズの暴力的な引きに苦戦しながらも、やっとの事でタモに納める事ができました(これはお持帰用でキープ)。

ナマズはキレイな白身の持ち主で、脂身が黄色いのが特徴です。
身質や食感はウナギに似ているのかなと思いきや、味はタンパク、身質はシッカリとしておりウナギとは全く別物でした。私の中では意外な結果となり、また一つ勉強させて頂きました(私個人的には揚げ物が最高でした)。

今日は私の誕生日、芦ノ湖からの嬉しいプレゼントでした。

★芦ノ湖★ 回遊性の大型ブラウントラウト(希少個体)

  • 2010/06/03 19:36
  • カテゴリー:芦ノ湖

20171012102229.jpg20171020130249.jpgファイル 243-2.jpg20171010170542.jpg20171016165904.jpg20171016165856.jpg20171017135716.jpgファイル 243-3.jpg20171012185850.jpgファイル 243-4.jpg20170609133900.jpgファイル 243-6.jpg

ブラウントラウトの性格を述べると…
警戒心が強く、常に疑心を抱きながらも、一度食べると決心したらその捕食は豪快そのもの。
“繊細”と“豪快”さの両面を兼ね備え、血液型で例えるならまさに知性的なAB型の気質の持ち主…といえよう。

ここ芦ノ湖では、幼魚~成魚ブラウントラウトも放流されており(その年ごとの放流事情にもよりますが) 、
その中には稚魚や若魚から生き延び、完全に野生化した回遊性のブラウントラウトも生息しております。

その姿はまるで弾丸のような体つきで、遊泳力があり、眼がよく、賢い…、そして用心深いときた。
何も気配のない湖面に突如現れ、一瞬で餌やルアーを見極め、もし僅かな疑いでも感じようなら もう二度とその場には現れることはない。未練を一切残すことなく消え去る回遊性ブラウントラウト…いつもそこに残るのは、私の敗北、脱力感、後悔、そして納まらない手の震えだけ。
タックル云々とか…、技術云々とか…、経験値云々とか…、もうそんな次元ではない。
この出会いは1シーズン必死に通い続けて一度あるか否かで、たとえあったとしてもほんの一瞬の出来事!
もうこればかりは成す術がなく一期一会のようです。

この回遊性の大型ブラウントラウトを釣る事は「芦ノ湖フィッシングにおける最難関」と言っても決して過言ではないでしょう。

そんな芦ノ湖の釣りで、私の強い味方になってくれるのは「風」です。
芦ノ湖に通う方なら誰もが参考にする重要事項の1つで、その風ひとつで良くも悪くも状況を変え、時には気難しいトラウトの警戒心を解いてくれる時があります。
もちろん、暴風になってしまえば私に釣りすらさせてくれませんので、そのギリギリの境目でどこまでちゃんと「釣り」をしている状態に自身をもっていけるか、これが最大の肝となります。
あとはそれを繰り返し繰り返い行い、出会いのチャンスを待つ他ないのです。

特に岸からの狙う場合、場所や攻め方が限定されているので、各々の持論や技量度云々を語るよりも、(マスにとって)良い状況の時にその場に居るか否かが最大の肝になると思います。
この釣りで肝に銘じとかなければいけないのは、主導権は常にマスと自然側にあるという事です。

そんな回遊性の大型ブラウントラウトが現れる条件はというと、いつも決まって同じ。
まずは曇天、そして強い向風が吹きつけ、暗黒な湖面には三角波が立ち、今にも波頭が砕けそうな状況です。
吹き付ける向風の中でのフィッシングは苦戦を強いられますが、この時がまさにベストチャンスといえます。
その時の状況を写真に収めた(こういう状況を見ると胸騒ぎがします)。

私が芦ノ湖に通い続け何年経ったであろうか…、やっとの事で釣れた貴重な1本!全てが報われた瞬間でした。
サイズに関しては決して記録モノではありませんが、豊満な弾丸ボディーにはブラウンの代名詞である黒点と僅かな朱点をちりばめ、目元にはエメラルドグリーンのアイシャドーをキメた極美ブラウンでした。
これは釣ったばかりの写真、鱗はまるで金箔と銀箔を貼ったような美しさですが時間が経つにつれて、みるみるうちに全身が暗色に色褪せ、ひとつの “生” が終わりました。

私は食べる為にキープする主義ですが、無駄には取らない(釣らない)主義でもあります。
(私の経験上)この様子だとまだまだ釣れそうな雰因気ですが、今日はこの1本で十分!納竿となりました。
丁寧にクリーニング(下処理)を施し、キンキンに氷詰めして下山となりました。

胴体の分厚いブラウントラウトは普段からワカサギを十分に飽食している証。腹を裂くと、なんと胃袋からは15尾のワカサギが出てきました。そしてこの「16尾目の捕食」がこのブラウンと私の運命を180度に分けてしまったようです。

身はキレイなオレンジ色で皮下には分厚い脂肪をシッカリ蓄えておりました。
刺身や塩焼き、そして燻製に…、脂が甘くコクがありこの上ない極上のブラウントラウトを堪能する事ができました。

2010年国際フィッシングショーを終えて

  • 2010/02/15 13:31
  • カテゴリー:日記

ファイル 25-1.jpgファイル 25-2.jpg

フィッシングショーにご出展された、ソルトウォーターハウス様、3日間お疲れ様でした。
ご厚意に甘え弊社フィッシュナビも便乗出展させて頂きました、本当にありがとうございました。

ここのショップさんは弊社の近くに昔からあるのですが、クルーザーだけでなくスモールボートでもカジキ釣りができるような仕様にセッティングしてくれたり、熟知した福田店長が懇切丁寧に教えてくれますので、これからカジキに問わずトローリングをはじめようとしているオーナーさんは是非ご相談ください。
仕事上で弊社フィッシナビも現地パラオでのマーリンフィッシングを手がけてもらっており、プライベートでのお世話になっております。

さてブース内に飾ってあったマカジキのカメラハンティング風景…。これは絵ではなく本物ですので驚きです。飾ってあるのを写メで撮ったものですが実物の写真はとってもキレイで迫力があります。
この様な水中写真をストックしているシーピックス・ジャパン代表の廣瀬さんにお話を聞くと、昔はこの手の写真は撮れなかったそうで特に早い動きをするカジキに対し光量の調節がどうこう◎△$□?!*♪・・・カメラの世界も奥は深いようです。とにかくデジカメの進歩も一躍かっているそうですが、何よりもそれを撮ったカメラマンの根性の賜物ですね。マカジキやセイルフィッシュのハンティングはビル(角)を使ってイワシの群れをパンパンと叩いて、失神したものをパクっと食す。…そんな生態をみる事ができます。

※写真:マーク・モントッチオ/シーピックスジャパンより抜粋
弊社フィッシュナビもこの画像の版権をシーピクスから買い、WEB上のトップバナーに飾っております。

【検証】クロダイ(年無し)は何歳?

  • 2010/01/19 23:58
  • カテゴリー:日記

20-1.jpgファイル 20-2.jpg20161219145815.jpg20170518101627.JPG20170518101641.JPG20170518101653.JPG20170328140808.jpg20161220185017.jpg

今年2010年はバンクーバー冬のオリンピックです。
前回はトリノオリンピック(2006年)の頃をよ~く思い出します。私生活的には、私が本気でスズキ釣りにノメり込んだ年。勿論、日中はフィッシュナビ本業ですが、真夜中~早朝にかけてスズキ釣りと深夜オリンピックテレビ観戦の繰り返しでした。そして何よりも記憶に残るのがスズキ釣りの外道として釣れたのが何と年無(としなし)のクロダイでした。今となっては自分にとっていぶし銀メダルです!
勿論、年無しは全国にいますが、ここ巷でこのサイズが出るのは珍しく噂になったぐらい大騒ぎでした。地元の常連さんたちも「もうこんなの一生釣れないから絶対に魚拓を取っとけよ」とアドバイス頂き、魚拓にして家宝として飾っております。

クロダイに縁のなかった私がこの1匹の出会いで、私に多くの恩恵と知識をもたらせてくれた事は言うまでもありません。まぁ以降~クロダイの「ク」の字もカスりませんけどね。当時スズキ釣り駆け出し頃でひたすらルアーを投げ続けていた頃を思い出しました。

ではここで本題、冒頭でも述べたように50cmを超えるクロダイを “ 年無(としなし)” といいます。
クロダイは成長はとても遅く、このサイズになるともう何歳か分からないぐらい長い年月がかかっている……という例えからきています。
またクロダイは性転換する魚として知られており(♂⇒♀に性転換する)、このサイズになると殆どが雌(メス)になります(※魚の世界ではよくある話です)。

さて、そこで思うのが「年無って何歳なのだろうか?」…という疑問です。
そんな素朴な疑問を浮彫にしてみたいと思います。

★クロダイの年齢査定は?
まず、魚の年齢を調べるには、鱗(ウロコ)を用いその年輪を数えるのが一番簡単で分かりやすいと思います。
その採取された一枚のウロコを照明に透かしてデジカメで撮ります。それを後で画像拡大すると概ねの年輪をチェックする事ができます。
ウロコについては、基本的にはどの部位のウロコでも判別可能ですが、何らかの原因で剥がれてしまい途中で再生したウロコは再び0歳からのスタートとなり(実年齢よりも若くなりますので)参考になりません。
なのでデータの精度を上げる為、比較的剥がれづらいであろう部位(理想は胸鰭の付け根の部分)の鱗を採取し、かつそれを複数のデータを取って信頼性を上げるのが良いでしょう。

因みに、この個体の年齢判定(推定)は12~13歳でした。
その環境、地域、個体差、食生活等により成長速度が異なりますが、ただハッキリ言えるのは50cmを超えるクロダイは10年以上の生きている可能性が高いとの結論に至りました。

★私とスズキ釣り★ 愛用者の悩み/レッドヘッドのバイブレーション編

  • 2009/12/13 09:52
  • カテゴリー:日記

20170913104035.JPG20170913104103.JPG20170913104053.JPG20170517152007.jpgファイル 14-1.jpg20170427131157.jpgファイル 14-4.jpgファイル 14-6.jpg20161208114436.jpg20161208114506.jpg20161208114517.jpg20161208114543.jpg20161208114555.jpg

私の中で多くの疑惑と感動を持つ赤白バイブ(レッドヘッドのバイブレーションルアー)。
初めて見た時、この非現実なカラーでなぜスズキが釣れるのか?それが私の第一印象でした。
しかし、何らかで釣果が伴うと、否定的な見方が完全に肯定な見方になり「先入観から脱する機会」を実例をもって勉強させてくれたルアーでした。

さて「レッドヘッド」の起源は、ラパラなのか? ボーマーなのか? それともコットンコーデルなのか?
確か1987年にラパラが日本向けカラ―として「レッドヘッド」をリリースしたのは知っているが、当初から似たようなカラ―が存在していたのを記憶しているので、本当のルーツはどうなのか私には分かりません。
少なくてもレッドヘッドを考案した人、それを広めた人には、フィッシュナビ賞(仮称)をあげたいぐらい感謝の気持ちがあります。

私の場合、初めは疑いを持ちつつも、何かしらの理由で “お気入り” になると、以降~それに惚れこみずっと使い続ける性格です。ただ、それをあまりにも長く使い続けると、世の流れで市場から消えてしまう事もしばしば…。なので「末永く同じモノを使い続ける事」は意外と難しかったりします。「使い続ける」となると、外的要因で予期せぬ別れも多々あり、特にルアーとなれば尚更で消耗がつきものです。“言っている事” と “やっている事” に矛盾が生じてしまいます。

めまぐるしく発展と衰退を繰返すシーバス用ルアーの市場では、むしろロングセラーに留まる方が珍しく「無くなったら買って補充すればいいや」…という訳にはいきません。そうなると中古市場(偶然的な出会いにより)などにより何とかかき集めて、可能な限り実弾ルアーを手元に置き、それを使い続ける為に日々苦労してます。

ただ使い続けると良い事もあります。このバイブレーション一ひとつ挙げても、そのルアーがもっている性能を十分に理解し、それを発揮する事ができます。表層~中層~海底まで引きずれ、広範囲かつ根回りなどのピンポイントも丹念に探れ、強風や波にも強いときた。私の中ではほぼマルチなルアーになりつつあり、そうなるとそこに生息する多くの “外道” との出会いをもたらせてくれます。

“外道” とは本来狙っている魚に対して、そうでない魚の事をいいますが、たとえそれが本命以上の高級魚であろうとも外道は外道となります。どんな釣りにおいても誰もが経験されていると思います。
この時期(晩秋~冬期)、私は地元江ノ島周辺でスズキ釣りに熱中しますが本命のスズキ以外にも嬉しい外道に遭遇します!コチ、カサゴ、コノシロ、そしてマダコ…どれも寿司ネタですね。

湘南(片瀬川、引地川、田越川)に鮭(サケ)が遡上!

  • 2009/10/29 20:44
  • カテゴリー:日記

ファイル 7-1.jpgファイル 7-2.jpg

「横浜の和泉川にサケが遡上」…そんなニュースがテレビで流れました。
その後ネットで調べると多数の目撃情報があり、その時の様子が多く投稿されていたので本当のようです。
その原因(推測)は後で述べますが、私が個人的に驚いたのはそれが和泉川であった事です。なぜ?かといいますと、和泉川=境川水系=つまり境川河口は江ノ島にそそぐ「片瀬川」になります。
ちょうど1ヶ月ぐらい前からスズキ釣りシーズンが開幕し、この片瀬川には連日多くのアングラーが訪れます。釣上げてみたらスズキでなくサケだったら本当に驚くでしょうね。サケに全く縁のない神奈川県、目の前にサケが通ったと考えるだけでワクワクします。

…そんな記事を書いている最中、首都圏河川でもサケ遡上の目撃情報が相次ぎ、ついには弊社フィッシュナビの地元でもある引地川(藤沢)や田越川(逗子)でもサケの目撃がありました。相模湾でも漁業の定置網に10本ぐらい入っていたそうです。

どうやら今年は相模湾沖にある黒潮(暖かい水)の蛇行と本土の間に、北からの親潮(冷たい水)が相模湾に入り込み、サケの群れも一緒に流れてきたのではないかと推測、首都圏のサケ遡上のナゾにはそんな理由がありました。橋を渡る時に一度、川を覗いてみては如何でしょうか。もしかしたら本当にサケがいるかもしれません…。

■海流の動き(昨年との比較)↓↓↓↓↓↓

20161110120548.jpg20161110120558.jpg

(1)昨年2008年(10月29日)            (2)今年2009年(10月29日)

後々、今年と昨年の潮流の様子を比較したら、やはりね・・・。
例年この時期の海流は左画像のような感じですが、今年は何らかの原因で親潮(北からの冷たい海流)が神奈川県まで流入しているのが分かります。この流れに乗ってサケも運ばれたのですね。

感動!オオサンショウオ(特別天然記念物)に出会う *山陰の妖怪シリーズ(後編)*

  • 2009/09/28 18:32
  • カテゴリー:日記

20170323135737.jpg20170323135748.jpg20170515103824.jpg20170516152709.jpg20170516145655.jpg20170327102925.jpg20161117130837.jpg20161117130826.jpgファイル 261-3.jpgファイル 261-4.jpgファイル 261-5.jpgファイル 261-6.jpg20170912135734.jpg20170912134859.jpg20161117125808.jpgファイル 261-8.jpg20161116190038.jpg20170525124815.JPG20161116190101.jpg20170315104534.JPG20170315104551.JPG20170517132054.jpg20170517132117.jpg20170529111250.JPG

日本固有種で世界最大の両性類であるオオサンショウオは国の特別天然記念物に指定されており、寿命は50年以上生きると言われております(過去の最大記録は全長150.5cm/体重は27.6kg/広島市安佐動物公園に標本が展示)。オオサンショウウオの祖先は恐竜時代から存在しており(化石の骨格により)、古代2300万年前から姿かたちを変えずに現在にまで至るので「生きた化石」とも言われております。中国山陰地方の清流に生息しており別名「ハンザキ」とも呼ばれ、ちょっとひと昔、地方山間部では貴重なタンパク源になっていたようです。

私にとって「オオサンショウオ」とは図鑑の世界だけに登場し、まさに雲の上の存在でした。
まして山陰地方なんて私にとって縁もゆかりもない地でしたが、結婚を期に(カミさんは鳥取県大山町の出身)山陰が一気に近くなり、年に一度の実家への里帰りが八鳥家にとって年間行事の1つになりました。

そんな里帰時、恒例の川ガニ(モクズガニ)捕りでの出来事です…。
仕掛けたカニ籠を引き上げようとしたらやけに重く、中を覗いたら茶褐色の肉感あふれる巨大生物にビックリ!
カゴの中に入っていたのは何と “オオサンショウオ” でした。
地元の話ではこのようにカニ籠に入る例は少なからずあるみたいで、おそらく網に入ったカニなどの獲物を捕食するために侵入したのではないかと考えられます。

「国の特別天然記念物」という肩書から、捕ることなんておろか触れる事も禁止です。
タイトルでは感動!と記載しましたが「感動」というよりむしろ「罪悪感」に駆られてしまいました。
兎にも角にも、まずはこのオオサンショウオをここから出して逃がしてあげないとなりません。幸いこのカニ網は止め具を外せば容易に観音開きにできますので、カゴをを斜めにして恐る恐るタライの方へ誘導させ一安心。ちょっとだけ観察させてもらう事にしました。

それを見てカミさんが「ハンザキ(地方名)だ」…と親しみ感あふれ接する。
子供の頃、誰々が煮て食べたよ(←え?)など、近所の誰々さんは残飯を餌付けしてペットのように可愛がっていたよ(←え?)などなど、オオサンショウオを囲み(今となっては絶対NGな)異次元な会話が飛び交う…。
まぁ、特に珍しがる感じもなくカミさんの家族や近所の人達にとって身近な存在で日常茶飯事のようです。
ただお父さんが「ハンザキに噛まれたら絶対に離さん!大怪我するので気を付けんといかんけん」とだけ忠告されましたが、それほど相手にされなかった事が逆に(罪悪感に浸っている)私にとって救いでありました。

くどいようですが、オオサンショウオは「国の特別天然記念物」です。
速やかに撮影し元の場所に戻してあげ何事もなかったように棲家に消えていきました…。

それにしてもオオサンショウオを食べた事があるのは魯山人(ろさんじん)しかいないだろうと思っていましたが(魯山人味道より※)、まさかこんなに身近にこのような噂があったとは(驚)。こんなきわどい会話ももう30年も前の出来事なので時効という事で、これもオオサンショウオ生息地ならではの会話なのかもしれません。

【画像解説】
(1)中国地方最高峰の鳥取大山(標高1729m)6合目を超えると山壁の岩肌が露出し荒々しい景観をみせる。
(2)大山山麓には2800ヘクタールに及ぶ西日本最大規模のブナ林が広がる。
(3)今回の捕獲された場所。人里近くの川でもこういう流込みや障害物もオオサンショウオ格好の棲家となる。
(4)全体像(大きさは約80cm強)、尾には仲間同士の戦で出来たと思われる古傷が残る。
(5)目は?とても小さくどこにあるか分からないほど。視力は弱いが嗅覚は発達している。
(6)前足の指は4本、後足の指は5本
(7)脇腹の肋骨(あばら骨)が存在しなく、体の側面に皮膚が集まりヒダ状になっているのが特徴。
(8)おはぎ?饅頭?それともお餅?いやいや正面から見た顔です。偏平で口が裂けるほど大きい。
(9)カワムツ、タカハヤ、ニシシマドジョウ、ドンコ、カニ類が多く棲んでおり川魚の宝庫。
(10)カニ捕り風景。カゴに魚のアラを入れて仕掛けておくと川ガニ(モクズガニ)が入る仕組み。

私が思うオオサンショウオの生息域とは…人すら寄せつけない深山渓谷に潜むというイメージがありましたが、まさかこんなに人里近くの川にも暮らしているとは思いませんでした。
そして私が初めてオオサンショウオを見た感想は、両生類のくくりというよりは恐竜的であり…、骨董的でもあり…、独特な雰因気を醸し出しておりました。その風貌からいったい何年生きているのだろうか?まるで山陰の妖怪を思わせるようであった。

「山椒魚」の名の由来は、山椒のような香りがすることからきています。これは是非とも確かめてみたく適度な距離をとって匂いをクンクン嗅ぎましたが残念ながら何も匂いませんでした。おそらく匂いの元となる分泌液が出ないと山椒の香りを発しないのかもしれません。ちょっと残念ですが、これも一つの経験として大きな収穫でした。

オオサンショウオのチャームポイントといえば、あまりにも小さすぎる瞳。
いったい何処に目があるんだろう?と探してしまう程です。ご覧のように目は極小(視力が弱い)で手足も短いので広範囲を移動して餌を探すようなタイプではなく、目の前に獲物が通るのをジ~っと待伏せするタイプです。
口は大きく裂け強力なアゴの持ち主。そこには小さな歯がたくさん並び、上顎には鋭い鋤骨歯(じょこつし)が備わっており、一度捕えられた獲物はもう逃げられません。週に一度、獲物にありつければ、それだけで十分に生きていけるそうです。

相手は国の特別天然記念物です。見かけた場合には触れる事なくそっと見守る事が前提です。
今回は触れずに逃がす事ができましたが、もし何らかで捕獲してしまい、緊急措置としてやむを得ず触らなければならない状況になった場合、(ご自身の身の安全も含め)その取扱いには十分に注意してください。目の前に動くものは反射的にガブっと噛みつく性質があり、もし手を噛まれようなら確実に大怪我します。
あとは管轄する行政への報告するといいでしょう(生息域の貴重な情報になります)。

【編集後記】
ここら一帯は30年程前に河川護岸や改修工事がなされ、今現在も下流域で大掛かりな護岸工事をしておりました。オオサンショウオウオにとってより棲みづらい環境になりつつあろうが、このような人工物も(棲家として)何とか利用しながら生きているのですね。
後々、カミさんから聞いた話ですが、今から16年前の話、1993年(平成5年)この名和川の上流に産業廃棄物処理場が出来ました。しかし国の特別天然記念物であるオオサンショウオが生息地として知られており、地元の方々は「オオサンショウオを守る会」を立上げ住民活動を起こし、町と県に対して廃棄物処理場の中止を訴え続け、その翌年に引上げとなりました(現在その跡地は農免道路になっております)。
このようにオオサンショウオの宝庫として現在も残っているのは、決して当たり前な事ではなく地元の方々の支えと絶え間ない努力があってからこそですね。
今年で6回目の里帰り、そのうち2回目撃(1度目は雪が降りしきる真冬1月、2度目は今回9月)しているので確率は非常に高く、いつの日か3度目の遭遇を心待ちにしている。

※)魯山人(北大路魯山人/1883~1959年) がオオサンショウウオを食べたというのは有名な話。
魯山人著作『魯山人味道(中央公論社/1995年発売)』にオオサンショウオの事が詳しく書かれております。
美術家だけでなく美食家としても名を馳せた魯山人、この中で多くの珍味を食べてきた中で一番美味なものは?
…という問いに対してオオサンショウオと答えています。スッポンとフグの合の子と例え、味はスッポンを品よくしたぐらい美味であるという。身を捌いた際に山椒の芳香が客間まで届きずいぶんと風情のある趣きを添えたのを覚えている…そう書き締めくくっております。
このオオサンショウオの記事そのものは昭和34年に書かれたものみたいですがオオサンショウオの料理レシピや客人をもてなす様子が6ページにわたり書いてあります。

勿論、相手は特別天然記念物なのでこれを食材で再現する事は不可能ですが(そんなつもりも毛頭ありませんが)、
オオサンショウオを多方面から知る上で、非常に興味深い内容が書いてあります。是非とも読んでみてください。

巨大クラゲ(エチゼンクラゲ) VS 天敵ウマズラハギ *山陰の妖怪シリーズ(前編)* 

  • 2009/09/26 12:32
  • カテゴリー:日記

20170515105540.jpg20170515105242.jpg20161109123159.jpg20161109123148.jpg20170321120816.jpg20170515105547.jpg20170315132619.jpg20170404133150.jpg20170321120805.jpg20170321151152.jpg20170516141517.jpg20170516141621.JPG

私にとって「日本海」とは…、神奈川県生まれで太平洋しかしらない私にとって縁もゆかりもなく演歌の世界にだけ登場するものでしたが、結婚を期に(カミさんは鳥取出身)山陰地方や日本海の距離が一気に近くなり、年に一度の里帰りが筆者八鳥家にとって年間行事の1つになっております。              

今回の帰省は9月中旬…
今年2009年からシルバーウイーク連休の制度が導入され、この時期に飛行機で帰るとかなり割高になるので今回の移動手段は電車を選択、寄道なしで約8時間の旅となりました(鎌倉⇒新横浜⇒岡山⇒米子⇒名和)。
山陰本線という日本海沿岸を走るローカル線(単線のワンマン電車)で最寄駅は名和(なわ)という無人駅です。
その田舎的な雰因気は乙なものであるが、いかんせん運行が1時間で1本なので乗り遅れようなら命取りです。

9月に鳥取に行くのは初めて。
この時期は海は閑散としているものの、まだ夏の名残を楽しむ感じで秋を迎えるにはちょっと早い気がしました。
この頃、蕎麦の花がちょうど満開で、蕎麦の花一輪一輪はとても小さいですが一斉に咲くと広大な畑一面を白く染め上げます。天気が良ければ大山を背に咲き乱れる蕎麦の花を眺める事ができます。
「蕎麦の花が咲けば鮎が川を降り始める」…ということわざがあり、これは夏も終わりを意味しますが、海水温に関しては依然と高く南方性の魚やクラゲをよく目にします。

実家の最寄の港は、御来屋(みくりや)漁港というところなのですが、ここ日本海のこの時期(水温の高い夏~秋季に)でよく目にするのが「エチゼンクラゲ」、それはまるで傘のように大きく重さも100kgをゆうに超えます。初めて見た時はあまりの大きさにタマげたのを今でも覚えています。
このエチゼンクラゲの本来の繁殖地は、中国(黄海~渤海)でその一部が海流に乗って日本海に入ってくるようです。ここ近年は富栄養化や地球温暖化はクラゲにとって育ちやすい環境となりクラゲが大発生が目立つようになりましたが、特に今年2009年は異常なほどの大発生でした。

この大発生は漁業においては深刻なダメージで、底曵網や定置網の中を巨大クラゲが埋め尽くし圧迫された魚が傷ついたり死んだりして魚の商品価値を下げてしまうので、漁師達にとって大きな悩みの種で死活問題なのです。ピアノ線を施した網を船で曳き浮遊するクラゲを切ったりしているものの、根本的な解決にはなっていないようです。

あともう1つ問題なのは、魚と一緒に獲れてしまった「エチゼンクラゲ」の処分についてです。
食としてもあまり適さず(食べれない訳ではありませんが手間暇かかりコストが見合わない)そもそもクラゲの需要自体が日本では少ない。
クラゲ自体は9割以上は水で形成されているので陸上げしてそのまま放置すればいずれは無くなるのですが、その大量のクラゲを置く場所やそれらの腐敗臭に問題があり、殆どは粉砕し産業廃棄物として処理されているのが現状。
食材だけでなく医療や化粧品、そして肥料として再利用を模索しているみたいですがそれはほんの一部であって、
それを賄うだけの需要にはなってないようです。

実はそんなエチゼンクラゲにも天敵がおり、それはウマヅラハギ集団。彼らは容赦なくクラゲに襲い掛かり、まるでピラニア猛攻のようです。目の前に泳いでいるエチゼンクラゲもボロボロになりながら必死に逃げている様子が目の前で確認されました。このウマズラハギが救世主になるといいですね。

このような大発生には、人的要因もあれば、自然的要因もあり、一度そうなると人間の力だけでは容易に変えられないものです。増えすぎてもダメ、でも減り過ぎてもダメ、良いバランスになって欲しいです。

京の台所(錦市場) 淡水魚編 ~江戸時代へタイムスリップ

  • 2009/09/05 12:40
  • カテゴリー:日記

ファイル 257-1.jpgファイル 257-2.jpgファイル 257-3.jpgファイル 257-4.jpgファイル 257-5.jpgファイル 257-6.jpg20170523102739.jpg20170523102750.jpg20170523102757.jpg20170516143658.jpg20170516143710.jpg20170517121858.jpg

筆者(わたくし八鳥)が京都に行ったら間違いなく寄るのは錦市場。過去に大阪に住んでいた事もあり行った数は数知れず。自身で楽しむのは勿論ですが魚好きや食通の友人知人をよく案内していたのを思い出します。

「錦市場」は江戸時代から400年の歴史を誇る商店街。おそらく原型となるのは更にさかのぼること平安時代(794~1185年)、京都御所に新鮮な食材を集める事から始まっているのでおそらく1000年以上の歴史があると思われます。

魚好きの私としては、オススメの見どころはやはり川魚屋!
京都産・琵琶湖産水系の淡水魚を扱う店がひしめく場所があり、日本の川魚料理に興味があれば、ここに足を運べば間違いありませんし、最高の川魚お土産を買う事できるでしょう。
ここに来れば淡水魚の充実ぶりに驚きますが、淡水魚は古来より日本人の重要な資源で、そこには豊かな食文化が存在してました。しかし開発による環境破壊で漁獲量が激減し淡水魚の食文化も衰退しつつありますので、今となってはこの風景はとても貴重な一枚であるでしょう。

冷蔵技術も流通も発達してない江戸時代(約400年前)、内陸地方で鮮魚といえば淡水魚、保存食は甘露煮や塩漬け発酵などが主な時代だったと思います。ここを通るだけでまるで江戸時代の魚屋にタイムスリップしたような不思議な感覚になります。特に鮒寿司なんて平安時代にレシピの記録があるそうなので1000年以上前の魚食生活にタイムスリップですね。

京の台所(錦市場) ~若冲生誕の地~

  • 2009/09/04 14:33
  • カテゴリー:日記

ファイル 256-1.jpgファイル 256-2.jpgファイル 256-3.jpgファイル 256-4.jpgファイル 256-5.jpg20161129184543.jpg

昔(1999~2002年)、2年半ほど大阪(大阪市東淀川区上新庄)に住んでいたことがあり、最寄の上新庄駅(阪急電鉄)を利用するとたった1本しかも30分で京都(終点の河原町)に行けてしまいます。その京都にある錦市場が私の癒しスポットでありました。

「錦市場」は江戸時代から400年の歴史を誇る商店街。おそらく原型となるのは更にさかのぼること平安時代(794~1185年)、京都御所に新鮮な食材を集める事から始まっているのでおそらく1000年以上の歴史があると思われます。魚好きの私としては、オススメの見どころはやはり魚屋!京都産・琵琶湖産の淡水鮮魚を扱う店がひしめく場所があり、日本の川魚に興味があれば、食べたいならここに行けば間違いありません。
京の台所として地元で賑わう錦市場、ここで食材を仕入れる料亭なども多く、そのほか京野菜、京漬物、豆腐や湯葉・佃煮・蒲鉾などの加工品、干物、乾物など京料理の食材は大体ここで揃うことができます。
食通の方へのお土産としても重宝し、観光客の方もおばんざいや出来あいを購入して食べ歩きを楽しむ事もできます。
一見、同業がひしめくわけなのでお互いに商売敵にならないのかと思いきや、実はとても細分化されてて、どの店のどれをとっても独自の顔や味を持っており、その集合体が錦ブランドになっています。その個々の魅力にそれぞれのお客様がついており、他には見ない独自の商売路線を築いているように感じました。

*若冲の生きた錦市場~
私が最も好きな画家でもある伊藤若冲(※)誕生の地でもある錦市場。若冲は錦小路の青物問屋/桝源(ますげん)の長男として生まれ、40歳で問屋業を弟に譲り絵師になりました。絵師の傍ら町役人を勤めるなど地域貢献にも力を注いでおり、江戸時代における錦市場存続の危機を救った中心人物でもあります。

*存続の危機~
若冲の死後も錦市場には多くの危機に直面します。明治時代に入ると自由競争の導入により、独占で築いた錦市場の商売バランスが崩壊、大正時代に入ると米騒動による波乱、昭和に入ってから中央市場ができた事により多くの店が移転、戦後の闇市化、そして都市開発にともない地下水の渇水、昭和晩期~平成にかけては大型スーパーの進出、時代の移り変わりの激しさに何度も存続の危機に直面しますが今日の錦が「京の台所」としてあるのは若冲をはじめ先人が命がけで守ってこられたからかもしれませんね。

※)伊藤若冲(いとうじゃくちゅう/1716~1800)は江戸中期の画家。
精密な実物写生が基本ながら、若冲独特の感覚で捉えられた美しい色彩や動きをが特徴、特に動植物の絵を得意とし、それを描かせたら右に出るものはいません(←と私は思っております)。
若冲の代表作は何といっても、動植綵絵(どうしょくさいえ)、9年もの歳月と労力を費やして描きあげた30幅におよぶ大作。その中の群鶏図と魚群図が好きです(※画像は魚群図)。

お土産(重量級) ★丹後のお化けイカ(タルイカ)の干物★

  • 2009/08/12 17:53
  • カテゴリー:日記

ファイル 258-1.jpgファイル 258-2.jpgファイル 258-3.jpgファイル 258-4.jpg

丹後(天橋立)の魚屋で購入したタルイカです。出逢った瞬間に一目ぼれ、過去最重量級の乾物のお土産となりました。
私はイカのデカさにビックリ、魚屋は私のそのリアクションにビックリでした(苦笑)。彼らにとってこのイカは日常範囲なのでしょう・・・・。

大型ブラックバスの日(in芦ノ湖)

  • 2009/06/30 16:47
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170519122131.JPG20170519104552.JPGファイル 238-1.jpg20170518105738.jpg20170524114443.jpgファイル 238-5.jpg

毎年芦ノ湖でマス釣りをしておりますが「マス」ではなく大きな「バス」だけが立て続けに釣れる時があります。
流石に60cmを超える個体はごく稀ですが、それでも55cmを堂々と超え60cmまであと一歩!という個体が目立ちます。それは1週間ほど続くのですが、これは私だけかなと思いきや、どこのボート屋でも大物ラッシュで沸いているので全体的にそういう状況なのですね。
時期はコイやヘラブナのハタキ(産卵)で湖面が騒がしくなる頃ですが、時には巨鯉も掛かってしまう時もあります。この鯉は90cmを超えてますが、ここ芦ノ湖ではまだまだ序の口サイズ、時には軽~くメーター超えの怪物サイズも目撃します。この時期の鯉はノッコミで産卵間近である為、速やかに湖にお帰り頂きました。

10回足を運ぶと1回ぐらいいい事ある・・・かも?(箱根芦ノ湖)

  • 2009/06/25 17:38
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 236-1.jpgファイル 236-2.jpgファイル 236-3.jpgファイル 236-4.jpgファイル 236-5.jpgファイル 236-6.jpg

芦ノ湖は晴天で湖面も平穏(もしくは荒天で大荒れ)でこれ以上やってもダメそうな時は私も納竿します。
片付けの際、荷物を車に積込むために一時的にその場を離れるのですが「万が一、魚が掛かっているかも」・・・を想定して竿にはロープに繋いではおきます(一応ね)。
そして帰り身支度を終え、最後の竿を引取りに戻る私、もう釣人としてのオーラは微塵もありません。
最後にドラマチックな展開が・・・というのは殆どなく、大抵は何も起こりません。
しかし長年この釣りをやってて、10回ぐらい足を運ぶと1回ぐらいはその万が一の事が起きてしまう事があります。

もちろん芦ノ湖記録を覆すには程遠いサイズですが、時にはこんな野生化したキレイな大型ニジマスやサクラマスが釣れるのも芦ノ湖の魅力ですね。
私の経験値をもって予想できるのは40%程度、あとの60%は何が起こるか予想つきません。
正直言って私の勘なんて全くアテにならないし、その予想とは正反対の結果になる場合が多々あります。まずはその土俵に立っている事が大前提ですが、そういう要素があるからこそ奥深くて面白さなのかもしれませんね。

サクラマスの刺身(芦ノ湖産)

  • 2009/06/19 18:34
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 240-1.jpgファイル 240-2.jpgファイル 240-3.jpgファイル 240-4.jpg20170427164322.jpg20170427190536.jpg

毎年の事ですが、その年ごとに傾向があり、手をかえ品をかえ何とかサクラマスを手にできるように頑張ってます。「サクラマス釣り」は出会い系の要素が強く(特に河川では出会いのチャンスが少ないので尚更)、難易度が高いというイメージがありますが、それは間違っています。サクラマスは非常に貪欲な性格で目の前に餌さえがあれば貪欲に喰ってくるタイプなので、どの回遊コースに…どの水深に…ルアーや餌を投じるのかがこの釣りの肝になります。それが見事的中すると丸々した銀白色の魚体を手にする事ができます。

一般的には、海産サケマス(遡上モノ含む)は寄生虫(アニサキスなど)がいるので生(刺身)で食べる事はありません。でも湖など閉鎖水域で育った陸封サクラマスは、アニサキスの由来しない餌(ここではワカサギを示します)を食べて育っているので、寄生虫の心配がなく「刺身」として食べる方ができます。
その日に刺身にして食べてもよいですが、一晩寝かせると甘味と旨みが増しより美味しくなります。それに多少の胡椒や香草、岩塩などをかけて(それが面倒な人はクレイジーソルトを振りかけてもOK)美味しく頂きます。

また私がおススメしたいのはこのサクラマスのカブト焼き、これは究極の絶品であり、釣った人の特権でもあるでしょう。頭はほぼ軟骨で出来ているので、これを塩焼きにすると柔らかくなり9割以上が食べれてしまいます。その旨さこそが私を虜にさせたのかもしれません。

芦ノ湖のサクラマス釣り

  • 2009/06/02 18:58
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170308132244.JPG20170308132313.JPGファイル 241-1.jpgファイル 241-2.jpgファイル 241-3.jpgファイル 241-4.jpg20170321153647.JPG20170919175858.jpg20170310111802.JPG20170919180554.jpg

今期シーズンは例年よりもワカサギの接岸が多く、遊覧船の行き来で大きな波がくるとワカサギがちらほら打上がるほど。そうなるとサクラマスも浅場を回遊し、運良くば姿だけでなく捕食シーンも目の当たりする事もできます。普段は地味で根気を要する釣りですが、この時ばかりはエキサイティングな釣りになります。

そんな愛してやまないサクラマス釣りですが、通ったから釣れる訳でもなく、頑張ったからって釣れる訳でもない、だからと言って経験や理屈がものを言う訳でもなく、祈っても釣れる訳でもない…。
「それじゃあ釣れる要素がないじゃん」っと思いきや、前ぶれもなく簡単に釣れてしまう時もあり、私のモチベーションを生かすも殺すもサクラマス次第、そんな気まぐれに翻弄されながらも毎回ドキドキな釣をしております。
要は「通ってナンボ」という事ですね。

釣れば大歓迎なサクラマスですが、特に極太な個体が釣れた時は嬉しいですね。サクラマスを手にするまでは、ニジマス、ブラウン、イワナといった嬉しい外道も手にしますが、この時期のマス達はワカサギを飽食して体が太っているので、どの個体も格別に美味しいです。刺身や塩焼きが鉄板料理ですが、今回は2本釣れたので燻製にもチャレンジしました。これもまさに絶品で風味とコクを味わう事ができます!このアフターありきが私の原動力になっております。

芦ノ湖でサクラ咲く

  • 2009/05/24 18:07
  • カテゴリー:芦ノ湖

20170915155450.jpg20170915155507.jpgファイル 237-1.jpgファイル 237-2.jpgファイル 237-4.jpg20170519104354.JPG20170519103827.JPGファイル 237-3.jpg

芦ノ湖周辺で土筆(ツクシ)が見られ、マメザクラが咲き始める頃、私の芦ノ湖マス釣りシーズンが始まります。
本当は3月から解禁なので3月~がベストシーズン…という解釈でよいのですが、解禁当初の芦ノ湖は真冬のように寒いです。なので、筆者(八鳥)的には人より遅めのスタートで芦ノ湖を楽しんでおります。
また時間帯においても、サクラマスは回遊魚なので早朝に攻めるから良いという訳ではなく、朝・昼・夕、いつどんな状況で掛るのか分からないのが特徴です。その時をジッ~と待ちながら釣りをするのが私の性に合っているのか、この待ち時間がとても好きです。

芦ノ湖のサクラマスは単独で回遊するのか? 群で回遊するのか? は定かではありませんが、時には隣りに人と同時に掛る場合もあるので、おそらく単独~小規模な群れで回っているのかもしれませんね。因みに上がオスで下がメス、この時期になると容姿に変化が現れるようになり、特にオス♂は徐々に鼻が尖りってきます(鼻曲り)。

芦ノ湖の名脇役(オイカワ)

  • 2009/05/20 13:11
  • カテゴリー:芦ノ湖

ファイル 242-2.jpg20170331185646.jpg

ど~してもマスが釣れない時は気分転換で他の釣りを楽しむ時もあります。
芦ノ湖にはオイカワやウグイなどコイ科の魚も多数おり、私にとっては名脇役ながらも欠かせない存在です。特にお客様を相手する時は、オイカワの唐揚げも料理メニューに加えると「これは旨い!」と口を揃えていいます。オイカワは誰もが馴染のある魚ですが食べるのは初めての方が多いみたいです。

★フィッシュナビ★ 国際フィッシングショー(2009年)に出展しました。

  • 2009/03/13 17:43
  • カテゴリー:日記

ファイル 232-1.jpgファイル 232-2.jpgファイル 232-3.jpgファイル 232-4.jpg20170321120731.jpg20170321120723.jpg

弊社フィッシュナビが2009年フィッシングショーに出展しました。
皆さんお忙しい中、弊社ブースにお立寄り頂き誠にありがとうございました。何とアラスカからはジョニー(ジョニーハリス)さんが、カナダからは梅村さんが助っ人として駆けつけてくれ3日間フルでお手伝いしてくれました(嬉泣)。
なんせフィッシュナビ開業当時(2005年~)からお世話になっている現役のフィッシングガイドが目の前にいるので私にとってもう鬼に金棒!とても心強かったです。

弊社フィッシュナビの事情(低予算で半コマのトライアルブース、しかも私のお手製ブース)で小規模な展示ではございましたが、お客さんと当時の思い出ばなしに花を咲かせたり、これからの計画の話をしたり、初めて顔合せだったり、お客様をご紹介頂いたり、本当に楽しかった3日間でした。

私もこういう展示モノは初めてで不慣れな個所がありましたが、多くの方々の助けがあって無事に終える事ができました。これもひとえに皆さんのお蔭でございます。感謝に尽きません。本当にありがとうございました。

これからもお客様の目線でご納得頂けるようなツアーを目指してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します!

私とスズキ釣り

  • 2009/01/21 14:01
  • カテゴリー:日記

ファイル 260-1.jpgファイル 260-2.jpgファイル 260-3.jpgファイル 260-4.jpgファイル 260-5.jpg20170321120834. 016.jpgファイル 260-6.jpg20161124103343.JPG20161124103356.JPG20170315190042.jpg20170327164424.jpg

地元(江の島/片瀬川河口/新港周辺/引地川/腰越/七里ガ浜/稲村ヶ崎)にスズキ釣りの激戦区があります。ただ私(筆者八鳥)自身、スズキ釣りに対しては非常に遅咲きで、初めてスズキらしいスズキを手にし、このスズキ釣りの虜になったのは30歳過ぎてからの事でした。
ここ地元での本格的なスズキ釣りシーズンは、秋も終わり寒さが身に染みる11月下旬から~、寒さの最も厳しい大寒(1月中旬)頃までで、いつの日か特大スズキを手にするのを夢みて足を運びます。身近で大物が狙えるのも最大の魅力であります。

寒さが身に堪えるスズキ釣りではありますが、スズキが釣れた時の嬉しさと、食べた時の美味しさがあるからこそ、日々の原動力になっているのかもしれませんね。
この時期のスズキは、筆者(八鳥)の主要なタンパク源で食卓にはスズキ料理がならび、もし特大サイズが釣れれば1週間はおかずに困まる事がありません。
スズキという魚は白身で非常に美味しく、刺身や昆布〆など生でも、フライなど揚物にしても美味しく頂けます。

もう一つの楽しみは、この時間帯だからこそ楽しめる絶景です。冬の夕日はとても美しく、富士山をはじめ、伊豆から箱根、そして丹沢の山々を赤く染め、多くの観光客や写真家がこの絶景を収めに足を運びます。また日没後、宵闇が迫る海に突如現れるライトアップされた江ノ島、自然と人工の造形美を楽しむ事ができます。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ

ユーティリティ

筆者のプロフィール

2018年01月

- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

カテゴリー

リンク

新着画像

TOP